2013-11-13から1日間の記事一覧

18日は「安井夫人」

個人的には鷗外の作品中、一番好きなものだったのは佐代という女性像にマイッていたからです。 (祖母の名前がサヨだったせいもあるかな?) だから身近な友人が娘にさよという名を付けたのも、すごく共感できました。 でもあんな女性は鷗外にとっても「見果…

18日は堀辰雄

といっても「風立ちぬ」ではなく、「ルーベンスの戯画」です。 昔は新潮文庫『燃ゆる頬・聖家族』に収録されていたのですが、堀の文庫は殆ど絶版になっているので、古書店で探すといいでしょう。 やはり青春の頃にこそ、の文学だと思います。 でも読み返すと…