紫陽花(アジサイ)を観よう!

桜の美しさに心打たれたのは、東京都の高校教員として採用された当初の研修の際だったことは覚えているネ。
それまでは「闘う学生」としての意識がジャマしていて、自然の美になど目が届かなかったわけネ。
だから桜の散るのを見ながら「スゲエ!」と感じた時は「ヤバイ!」と感じたのネ。
この場合のヤバイは今どきの意味ではなく、「マズイ」という意味ネ。
桜などに心を奪われるとは、帝国主義に絡め捕られた庶民にまで堕落したんじゃねぇのか?! と自己批判の気持になったわけネ。
定時制高校に7年務めている中に、厳しい状況を生きている生徒の影響もあって、しだいに自分の観念性が漂白されていったんだと思うけどネ。
いろんな花が、素直に美しいと感じられるようになったわけネ。
「花の百名山」という番組等に出てくる高山植物の美しいこと!
特に好きなのはカタクリで、ギフチョウの食性の花のせいもあるかな? 
中学生の頃は魚取りのみならず、蝶の採集にも打ち込んでいたからネ。
それはさておき、何でこんなことを記し始めたかというと、この数年、とりわけアジサイの花の美しさが気になっているわけネ。
今が盛りなので、早く皆さんにも気付いて欲しくて書くわけネ。
アジサイは土によって花の色が変わるそうで、確か酸性だと青でアルカリ性だと赤になるそうなのネ。
まるでリトマス試験紙だけど、白色は何性なんだろうネ、きれいだけど。
最近になってアジサイを植える人が多くなったのか、ボクが気付き始めたから目立つのか不明だけど、結構あちこちで見かける花になったネ。
色が微妙に違うので、その差異を十分楽しめるところがいいネ。
学大だと芸術館の裏の通りに、白を中心に目立っているネ。
ぜひ、今のうちにアジサイを鑑賞して欲しいネ。
間もなく枯れ始めるからネ。

@ 最近、「ブログ読んでます」という言葉を偶然ながら3回ほど別の方々から聞いたせいもあって、授業案内だけでも更新がタイヘンながら記したわけです。
  書きたいことがたくさんあり過ぎ、卒業生を中心とする(?)読者の皆さんとオシャベリをするのが楽しいひと時なんだけど、クダラナイことも含めて時間を奪われて思うに任せません。
 早く退職したいというのも本音です。