にっぽん縦断こころ旅(追加)  フットンダ  センター試験監督

13日は午前中早くから(といっても10時前)大学に呼ばれたお蔭で、一日中調子が狂ってしまった。
それでなくとも長期休み中は体内時計が狂ってしまうので、コマメに眠って3時間以上纏めての睡眠ができないところ。
朝早く起きたのに昼寝をしないと、ほぼ一日中「廃人」のようになってしまう。
その症状が起きやすいのは種々の入試の日で、一番危ないのはセンター試験日。
昔は一コマずつ休みが入っていたので問題は無かったけど、最近は朝から晩まで監督を強いられるから、夕方になるとほぼミイラ状態。
それでタイヘンな間違いをした武勇伝があって、新たに入試委員になった同僚には「自慢」したことがあったのだけれど、学外には洩らせない。
昔、学長補佐をやっていた人も言ってたけれど、あんなハードスケジュールを強いていたら事故が起きないはずがない。

深夜いつの間にか寝込んでしまって、気付いたら大好きな番組である「フットンダ」が終わっていた。
この番組は始まった頃から注目しているのだけれど、ボクの好みの<言葉遊び>だからだと思う。
言葉を一義的にしか考えられない頭の固い御仁には楽しめないから、見る人を限定すると思う。
そのせいか木曜深夜1時半過ぎから始まることが多いようだ。
言葉だけでなく絵モジリがあって、これも面白さ抜群。
たかとしコンビのとしが司会(最近MCと言うようだ)で、「それではモジッテ下さい!」という掛け声はふだんでも使えそう。
ともあれビデオに録ってでも、一度は見てもらいたい。

寝込んだお蔭で目が冴えてしまったのが結果オーライで、2時過ぎからあの「こころ旅」の再放送を見ることができた。
土日に初回放送を流しているようなのだけれど、再放送は早朝だったり深夜だったりで詳細は不明。
再放送の2本目が未見の種差海岸だったので、再放送に出会えて良かった。
フクシマに入ったばかりの1本目で、前回記した「フクシマにも来てくれるんですネ。」という言葉を、食堂の店主らしい女性が火野正平にささやいていたのが印象的だった。
正平が海岸を走っていて、辺り一面コンクリートの家の土台だけが残っているのを見て、「何これ? 墓場かー?」とつぶやいていたのも記憶に残る言葉。
彼に寄せられた手紙の要望に応えてその場を訪れる番組なのだけれど、「火野チャラ男様」というのがあって笑えた。
正平はその昔はあちこちの女に手を出す「昭和のチャラ男」と言うべき存在だった。
それが被災地を見て涙を流す姿は快い。
その正平が今や63才というのだからトシだなぁと思ったり、自転車で走り回る心身は他人事でなく「若い!」と感じるのは同年だからか。
翌朝だったか(まとめて見たので混乱)八戸の再放送やっていたから、もう東北は終わっているけど再放送は繰り返されている感じ。
八戸といえば、卒業生と現役の学生の二人が被災したので皆でカンパしたけど、大きな窓口にカンパすると被災者・当事者に届かない心配が強いので、個人の顔の見える相手へのカンパは安心。
ともあれこの番組は近々沖縄に行くそうなので、とっても楽しみ!
沖縄も一度は行くべき素晴らしい所、一度行くとリピートしたくなるのは必然。
地震津波の直後の被災地を見た時に、戦争直後の沖縄がダブって見えたのを覚えているけれど、フクシマも沖縄も日本全体の犠牲になったのだから、重なるのも当然か。

寝ようと思っていたけど、記していたら目が覚めてきたので、卒業生の推薦文を書こうかナ・・