2013-06-06 6月11日は吉行淳之介 立教大学大学院(火曜4時限) 4日は島尾敏雄「出発は遂に訪れず」、レポ二人が善戦。 上級生達の突っ込みにも動ぜず、自分の<読み>を主張できていた。 それにしても島尾テクストは表現的で面白い。 ボクの大好きな梅崎春生のテクストの表現力には及ばなくても、島尾も読めるという感じ。 最後の場面でも、「桜島」の吉良の日本刀と島尾作品の場合とを比べると興味深い。 11日は吉行の「廃墟の・・・」。 テクストは院生控え室(?)においてくれたそうだから・・・。