ブログの反応

以下は1ケ月以上前に記して下書き保存したまま忘れていた記事です。 

 毎年、年賀状をもらって驚くことの一つに、意外な人が、あるいは意外に多くの人がブログを読んでいてくれていること。基本的には受講者向けの授業案内のつもりで始めたのだけれど、「状況への失言」(もちろん吉本隆明の「情況への発言」のもじり)と「つぶやきイチロー」(本家のつぶやきシローを見る機会が少なくなって残念)という欄を設けたので、そちらを読んでくれているらしい。笑えたのは学生時代を共有した当時の女子学生の賀状の隅に、「娘が関谷ブログのファンなのヨ」と記されているのを見た時。そういえば学生時代以来の仲間からも、「息子がオマエのブログ読んでるゾ」と伝えられてドギマギしたこともあったっけ。
 賀状ではないけど、学大の生協で数年前に担任した卒業生に会って驚いていたら(安藤だよ)、福島の教員をしているという報告に付して、「ブログ読んでます」と言われた際もビックリしたナ。意外な人達が読んでくれていると知ると、ありがたい気持と共に、なかなか更新できない済まなさを感じてしまう。そもそも授業案内の方が、学期初めはともかくもだんだん更新する余裕が無くなってしまって、発表に関するボクの感想を期待している演習受講者に申し訳ない気持でいる。書きたいことは毎日のようにたくさん湧いてくるのだけれど。安倍・慎太郎・橋下という3人のオバカ・セットを始めとする危険な政治屋についての警鐘、学内では幸いセクハラのクレイ爺は失せたものの、松竹ペアを戴く無能な現執行部や政治ゴロツキを批判する筆を折ったわけでもないけど、時間的な余裕が無いのが実状。
 でも退職後は授業から解放されるので、存分に書けるのが楽しみ。評判の(?)二つの欄はもちろん続けるけど、授業案内の代わりに読書ノート、研究ノート、演劇・美術・音楽などの録画鑑賞感想、そして釣果報告をするのも楽しみ! 魚が釣れなかったら(ツレナ<攣れな>かったら)、「魚でなくて時間を釣りに行ったのサ」とイチロー語録の一節を記すばかり。