前から分かっていながら記し忘れていた。明日・４日の番組なので急ぎ。
以前、好みの美女が出ていることもあって推薦した「英雄たちの選択」（ＮＨＫＢＳプレミアム、木曜午後８時。再放送金曜午前８時）で、何と斎藤隆夫を取り上げるというのだ。
正真正銘の「英雄」だと思うのだけれど、なぜかほとんど話題にならないので「注目しろ！」と誰にでもなく強調したかった人。
『斎藤隆夫かく闘えり』（自家内で行方不明）という本を持っていて、以前私設研究生（今も続く私的な研究生）で歴史の好きな高橋さん（講演会で知り合った時は会社を定年で退いていた人）にお貸ししたらとても感動してくれたのを思い出した。
詳しくは番組を見て欲しいのだけれど、軍が政治を牛耳っていた昭和１０年代に、国会で軍隊批判を展開したのだから呆れるほど尊敬してしまった。
演説を批判したのは軍人のみならず、当時の腐った政治屋たちだったのだから、その後の日本が滅びに向かったのも当然だった。
斎藤隆夫ほどの人並み外れた勇気でなくとも、各人が同調圧力に抵抗する勇気を持っていれば、その後の悲劇は免れたはずだ。
などと記している横で、テレビコマーシャルにマツコデラックスが出てきたので大急ぎでチャンネルを回した。
見た目も声もしゃべる内容も全てボクの美意識が拒絶するマツコを、なぜ「世間」が受け入れているのかサッパリ理解できない。
オレだけは同調しないゾ！ と叫び続けたいのだが、ハナシが違うかナ？
