実は三島由紀夫論の決定版（と勝手に思っているスゴイ論文）を執筆中でもあるので、ブログの更新をしている余裕が無い。
でも昨今とりわけ不愉快なニンゲン離れをした存在の、３匹だけは批判の立ち位置を記しておきたい。
① プーチンの殺人鬼ぶりについては前にも書いたけど、またやりよった！ という抑えがたい怒りをくり返した。
さすがに元KGBだけあって殺し屋にやらせ放題のみならず、クリミア併合・ウクライナ侵略と手際の良さ・悪どさには恐れ入るばかり。
柔道好きのようだが、柔道が教える正々堂々だけは身に付かなかったようだ。
反対者を無慈悲に殺したり、傍若無人な侵略者ぶりはスターリンの再来を思わせるが、「朝日新聞」の連載記事によると昔からの極悪人でもないとか。
それにしても非道の限りを尽くしながらもロシア国内では７〜８割の支持率だそうで、自国（自分）さえ良ければ他国（他者）への罪悪も許される、というのは万国共通のようで反吐（へど）が出る！
② オリンピックを招致するために安倍が日本も東京も安全だと、世界に向けて大ウソが吐いた時には腰が抜けるほどビックリしたものだ。
フクシマでは汚染水が垂れ流されているのに「正々堂々」とウソを吐くのだから、天下のペテン師と言うほかない。
その後も安倍のペテン師ぶりは国内外で発揮され続けたのは周知のとおり、と言いたいところだけれど、ロシア同様で国民の支持率は低くはないのだから日本の国民にも反吐が出る！
目先のカネ（一時的なインフレ景気）に目がくらみ、フクシマや沖縄を犠牲にして平和を貪（むさぼ）っている日本人は好きになれない。
安倍の中東（エジプト）での軍事援助演説は世界から批判を受けながら、日本では見逃されてしまったままでまことにイカンな国民と言うほかない。
あの時、安倍が「日本はあくまでも平和協力だ」と強調していれば、後藤さんも殺されずに済んだ可能性も残されていたものを！
当時テレビで、古賀茂明さんが「フランス人を真似て、皆で『私は安倍じゃない』という札を提げるといい」と発言していたので、素晴らしいアイデアだと思ってブログで紹介しようとしながら多忙にかまけてしまった。
日本人の多くが「私は安部ではない」というカードをぶら下げている姿を見れば、さしもの「イスラム国」の連中でも後藤さんを殺す理由を失っただろうと思われる。
そのせいか最近の報道によると、古賀さんはその後に「菅官房長官はじめ官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきました」とも明言したために、安倍たちの圧力で出演したテレビ朝日は謝罪したという。（朝日新聞、４月１日）
今後、古賀氏のテレビ出演はなくなりそうだが、ロシアなら殺されていた可能性もあったということか。いずれにしてもあまりにヒドイかつオソマツな話である。
コメンテーターは、池上彰さんや林修さんのような「解説者」どまりでないと歓迎されないとも記事にあったが、立教大の砂川浩慶氏が安倍の言うままに動いている菅長官の脅し発言を批判していたのは清々しくて救われた。
安倍の周囲は清々しさが欠落した、菅菅しい連中ばかりのようで安倍の暴走に歯止めが掛からないので、日本の将来は極めて危ないという他ないのだが、お気楽な国民はペテンにかかるのがお好きなようで救いようが無い。
先般記したとおり、昔は後藤田正晴のように首相の暴走に待ったをかける信頼できるブレーンがいたこともあったけれど、今の政権にはそのような《人物》が皆無で情けない。
公明党は予想通りで政権の補完物に成り下がったままで、何の役にも立ってないし、公明党支持者も素直な「右へならえ」ばかりで全くアテにならないことが判明した。
むしろ首相経験者の小泉と細川の２人が「正々堂々」と原発ゼロ化を訴えたのは、清々しくて救われた思い。
もう一人の首相経験者の鳩山はその正反対で、こんな世間（世界）知らずのアホが首相だったのだから全身の力が抜けてしまうほど呆れたものだ。
よりによってプーチンの餌食にされたクリミアを訪れ、さんざんロシアにオベッカを言ってきたというのだから理解不能で麻生太郎以下の低能だ。
祖父の鳩山一郎は対米追随ではない道をソ連との友好関係に求めた業績はあるものの、だからといって今時のロシアを支持するアホな孫のカン違いな言動は、世界平和に対する敵対行為と言うほかない。
安倍も麻生も鳩山も（実は小泉も）政治家の家系ではあるが、それはその家系から常に政治の専門家が出るというわけでは絶対にない。
それを政治のプロの家系があるかのように支え続けている日本人は、アホのプッシュが大統領になるアメリカや社会主義なのに金一賊の「王朝」が続いている北朝鮮を笑えない。
話題の上西小百合を除名した維新の会は褒めてもいいけれど、そもそもホステスまがいの下品な女を票集めに使った橋下が悪いだろ。
亀井静香のマネなのか土下座をして票集めをして、自身と国民を辱めながら国会を汚している片山さつきも、自民党内でさえ除名せよという意見が出ているというのも当然だろう。
この際、自民党が片山を、民主党は鳩山を除名すれば共に菅菅しさから清々しい党のイメージ作りになると考えるので、ぜひ実現してもらいたい。
③ 籾井についても、自民党内で辞めさせる動きがあると聞いたが、安倍の推薦で会長になったせいか、本人が居直り続けている恥知らずぶりはニンゲン放れしているので、片山や上西以上の「日本の汚物」と言うべきだろう。
３匹とも早く便所に捨てるべきなのは言うまでもないが、水じゃ流れそうもないか（汚物たちのやったことは水に流せて済ますわけにはいかないのだけれど）。
記しているのも汚らわしいので、このへんで・・・
（追記）午後９時のニュース番組のキャスターだった大越さんが左遷（？）させられたけれど、籾井が会長になってまず心配したのがそれだったので、今回の転勤が籾井（安倍・菅）の指示によるのでなければいいのだが。
