「自由の太刀」の訳者の訂正

先日のゼミの発表の際に翻訳の話を補った時、シェークスピアの翻訳は坪内逍遥以前に「自由の太刀」とかいう表題の訳が出ていたと言ってしまったけれど、鴻巣さんの新書を読んでいたら自分の勘違いに気付いた。
鴻巣さんによれば、まさに「自由太刀余波鋭鋒(じゆうのたちなごりのきれあじ)」という「ジュリアス・シーザー」の訳書を明治17年に出したのは逍遙その人だった。
この場を借りて訂正してお詫びします(テロップ風に)。
今日大学に寄ったら、先日のレポだったルージュ君がゼミで話題になった鷗外訳「ファウスト」を探し出して読んでいた。
ホンキで修論に挑んでいる姿は誰でも美しい!