ポケモンGOによる殺人

昨日は演劇を観ながら、そして呑みながらブログを記したのでたくさん書けたから今日はイイだろう。
1つだけ、話題が新しいうちに。といっても子供が殺された話で可哀想で仕方ない。

ケイタイもやらないのでスマホというモノはもっと分からない。
だからポケモンGOというものの実相はまるで分からないけど、なにやら画面を見ながらさまようゲームらしいと受け止めている(まんざら間違ってないでしょ?)。
ヘッドフォンをしながら歩いたり自転車に乗っている姿が目に入り始めた頃から危険を感じていたけれど、先日はポケモンGOをやりながら車の運転をしていた若い男が子供をひき殺したというニュースが伝えられ、とうとう行く所まで行ってしまったという感じだった。
売り出して間もなく数百人がまとまって交通信号を無視して話題となり、インテリ漫画化のやくみつるが「愚の極み!」と苦々しく非難していた姿に共感できた。
ヘッドフォンの頃から人間を滅ぼす(殺す)のは兵器だけではない! と叫びたい心境だったけど、それが現実となったので人間の愚かさに改めて呆れる思いを深くした。
兵器がその典型だけど、道具はそれを使用する人間のレベルが問われるということを十分自覚していないと危ない。
愚かなニンゲンどもが目先の快楽にのめり込んで社会のルール(信号)を無視したり、よそ見して子供をひき殺したりするのは予測できたはず。
分かっていながら道具だけ野放しにしたら、この手の悲惨な事故は増えることはあっても減ることは絶対無い。
道具を作り売る企業の歯止めをすれば防げるけれど、政治の側にそれ程の判断力も能力も無い。
企業は使い方を間違える愚かどもに売りつけて儲ければいいのだから、この手の道具を悲惨な事故は増えるばかりだろう。
人類が道具を使いこなせなくなったのは、いつごろからなのだろう?