西川美和  水野良樹  「永い言いわけ」  「ゆれる」

前回途中から見たEテレの「スイッチインタビュー」を、今日は始まりの10分くらいが終ってから覗いてみた。
前回はいきものがかりの曲創りとギターを担当している水野という男性に関心が持てたので、このグループは水野のお蔭で売れているのが理解できた。
ボーカルの女子が単に大声で歌えるだけの子なので、「カヴァーズ」では全然面白くない・感心できないと感じたので、ボクにはウケないけどオリジナルは水野が伝わってくるだろうからイイかも、と思った。
(この辺りのことは既に書いたのだけれど、「下書き保存」の中に入ってるのだと気付いた。)
ともあれ今日は前半の西川美和という映画監督に、水野以上に興味を抱いた(もちろん女性としてではなく、映画監督あるいは作家として)。
という次第で、この組み合わせは前代未聞のレベルの深い対話だ、2人の言語感覚の鋭さが溢れてきてワクワクするヨ。
西川美和といっても分からない人でも、ヤクマル君が主演している「永い言いわけ」という映画を撮った人といえば知ってるかもネ、ボクは初めて知ったけど。
その他「ゆらぐ」とかいうのもあって、両作品とも映画と小説という2つの方法で表現しているそうだから、両方で楽しみたいネ。
話を聞いていると、この感じ方・この言葉の使い方なら小説も十分読めると直観したネ。
映画の方はあの是枝裕和監督の指導を受けたとのことだけど、さもありなんという感じで味わいがよく似ていると察せられた。
(あの是枝監督、と記したのは退職記念号の『青銅』のボクの雑文で高く評価した人だから。)
というわけで、西川美和の映画と小説、絶対おススメです!!!