日本のテレビ番組もここまで来たか！ という感銘を覚えたくらいの驚きがあるシュールで面白い番組でおススメ。
見ている人も多いのかもしれないけど、ボクが知ったのは２ケ月前くらいだったかな。
「くりぃむしちゅう」の有田がＭＣで、ゲスト１人とコメンテイター３人が口裏を合わせながらデタラメ話をデッチ上げて行く。
それに現実世界に生きる別のゲストが独りで突っ込みを入れていくのだが、女子アナも含めた総勢６名がマジメにデタラメの話を守り続けていくものの、吹き出しそうなのを耐えてウソを吐くそのやり取りが堪らなく笑える。
大した存在でもないし嫌いな類の斎藤孝（声に出す何とか、のバカの１つ覚え）も真顔でウソを突き続けるので、嫌いじゃなくなりそう。
今日はマジメ側のゲストがオリエンタルラジオの藤森だったので、ツッコミぶりがメチャ面白かった。
有田が毎回笑いをこらえて進行しているのはリッパ（？）、昔の名前である「海砂利水魚」でいた頃には無芸で取り柄もなく（唯一プロレスの長州のマネぐらい）、才気渙発の上田の影に隠れたままの状態が続いていたものだけれど、いつの間にか一人前のＭＣができるように育っていたのも驚きではある。
上田から離されたら消えて行くものとばかり思っていたので、驚きなのだナ。
ボクがいつも嫌悪感を隠さない「おぎやはぎ」の小木なら、矢作から切り離されたらとても独りじゃ生きていけない無能ぶりは変わらないだろうけど、有田は自立したところがリッパ。
ともあれ１度は見て楽しんでもらいたい番組だ。
