【状況への失言】犯人の母親は統一教会の会員だった!  日本代表の田中富広の記者会見はウソばかり!  紀藤正樹さんは信頼できる  若狭勝の低劣さ

 安倍晋三を殺してくれた功労者の証言は信ずべきものだ。母親が新興宗教にハマってしまい、過剰に献金したために家庭崩壊に至り、母親に対する強度の憎しみから宗教団体の教祖に対する殺意を抱くまでに至ったという。教祖を殺す機会を待ったものの、来日予定が変更されたとかで目的が果たせないことが判明。腹いせとしてその建物に銃弾を撃ちこんだようだ。教祖の代わりに祖父の岸信介以来教団を支援していた安倍晋三に狙いを変更し、殺す機会を模索していたらこちらは予定を変更して殺しやすい街頭演説に現れたというのが晋三の運の尽き!

 宗教団体とは「世界平和統一家庭連合」という失笑が洩れそうな怪しい名前ながら、古くは「統一教会」だと知ると身が引き締まる思いがする人も多かろう。「霊感商法」として印鑑を数十万で売りつける等で裁判沙汰となり、メディアでも警戒するよう訴えていたと記憶する。数十万ならまだしも、「サタンが取り憑いている」とか言って脅かし、お祓(はら)いと称して数百万から数千万円まで献金させたというのだから驚く。

 カネだけではない、合同結婚式と称して教団が決めた相手と結婚させたというのは、今の人は信じがたいだろうけど、当時新体操選手として活躍していた山崎浩子という女性もこれに参加したというので、話題になったものだ。山崎さんはその後教団から抜けたと記憶するけど、「キャンディーズ」として売れた3人娘の1人・桜田純子という女子は未だに教団のマスコット(?)として活躍しているはずだ。(後で知ったのは、この合同結婚式がいまだに続いているというので2度ビックリ!)ボクの住んでいる国立駅付近でも、時々段ボールに何やら書き込んだものを見せながら覇気のないオッサンが(ボーッと)立っているヨ。誰かと話し込んでいるのを見かけた時は無いから、布教の機会も無いまま自己満足として立っているのかな?(バイトとも思えないし)

 

 統一教会朝鮮半島を起源としているそうで、教祖の文鮮明と夫人の韓鶴子北朝鮮の出身とのこと。もちろん北では布教できなかったであろうものの、韓国では想像を超える信者を集めつつ日本でも想定外の信者数がいるもよう。南北朝鮮との関係を上手く運ぶべく、岸信介は団体の集会にゲスト出演して講演した事実があるのは確か。お互いに利用し合うウィンウィンの仲だったのだろネ、だからこそ孫の安倍晋三も団体に対してオンラインの挨拶を送っている(テレビで放映していた)。統一教会は別に「勝共連合」という反共団体も組織しているというのだから、岸~安倍の一族にはベスト・マッチングなンだろネ。ボク等の学生時代から「(統一)原理研究会」という学生組織も肥大化しつつあって「右翼」に分類されていたけど、数年前に某私立大学の教員に聞いたら「ウチの学生はレベルが低いから原理研の信者が多くて困る」とこぼしていたから、未だに脅威の存在なのだネ。

 ともあれ以上の統一教会についての知識は(ほぼ忘れていたけど)おおむね一昨日朝の「グッド! モーニング」という番組にゲスト出演していた紀藤正樹という弁護士の解説によっている。紀藤さんが言うには、前日の団体代表・田中富広の記者会見はウソばかり並べていたというのだから、ボクが感じた以上の詐欺師なのだネ。紀藤さんによれば、田中は学生時代から原理研究会に属していたというのだから、統一教会の悪行について知らないはずはないという。「過剰な献金を取り立てた事実は無い」と断言していたけど、表情1つ変えないのはまったくのおトボケだったというリッパな詐欺師ぶりだったしだい。「マインド・コントロール」という著書もあるという紀藤さんはじめ、多くの弁護士が教団の犠牲者のために闘って献金を奪い返す成功例もあるそうだ。

 

 以上、山上事件の経緯はボクの推察が当っていると思う。昨日から今日までのニュース番組などで提出されていた説は、説得力に欠けたイイカゲンなものがほとんどだった。一番ヒドイと思ったのは、小池百合子の男メカケで(選挙運動で「小池、小池、小池百合子」と連呼していた気持悪い光景が消せない)衆議院議員にまで成り上がった若狭勝で、「ひるおび」で奈良県警が自らの落ち度を隠すために宗教団体のせいにしているという「推理」ネ。確かに警備にはスキがあったけど、まさか責任転嫁のために宗教団体を使うはずないよネ。中学生並みの低レベルの「推理」を堂々とまくし立てたオヤジが、昔は検察庁のトップ(?)だったこともあるというのだから、日本の検察のレベルが疑われるというものだ! 奈良県警がカワイソー!