【釣り部】釣果無くとも楽しさ充実  3月は「サ神無月」?  花粉症再発?

 毎年3月は最も釣れない月で、釣り宿でもある北見のご主人も2・3月は釣れませんネと言っていた。だから期待せずに行ったものの、いつもの金谷港が藻の繁殖で一段と魚影が薄いので苦戦したヨ。いつも竿頭(さおがしら)となって我々オヤジ達を圧倒するアスミンでさえ、メゴチは釣れてもキスが釣れない状態が続いた。諦めかけていた頃にやっとピンギス(小型)を釣ったけど、ユウ君とボクはさっぱりだった。その後は外道のメゴチ中心の釣りとなってしまったヨ。時おり投げ竿で向かい側の岸壁下を狙うボクがやっと中型のベラを釣ったものの、顔が藻にまみれてお面をかぶっているようで笑えたネ。

 金谷港ではラチが開かないので保田漁港へ移って栃木から合流するイヤラシ・アマッチ組を待ったけど、その間にやっとアスミンがやっと中型のキスを釣りあげたので、ボク等は希望が見えた感じだったネ。でも釣れてもピンギスが少しばかりで、他は中型のメゴチが多かったネ。久しぶりに参加できたイヤラシ君(校長職のため急にヤボ用で参加できなくなることが続いた)は合流する間に「竿頭をねらいます」と豪語していたけれど、アスミンの業績を知らない無知をさらしただけだネ。ボクの「アスミンは竿が無いのに竿頭」という名言を伝えたとおり、初日キスを3本釣ったアスミンに対してアマッチと共に2時間延長して粘ったイヤラシ君は1本だけで終ったネ(ボクはゼロ)。

 ちなみに「竿が無いのに竿頭」はアスミン本人にもウケたので嬉しかったネ。2年前に付き合い始めたユウ君が「下ネタの分かる」女性だと伝えてきたとおりで、話しやすくてイイね。下ネタ好きの女子の歴史はメイ・ジューシー・2代目ユカチンと続くけど、アスミンは「下ネタ好き」とは言えないまでも、許容してくれるだけでも会話しながら気を使う必要がないだけ楽だネ。なにせボクは自然体で下ネタが浮かんできて、黙っているのがタイヘンなくらいだからネ。ジューシーがボクの研究室に通い始めた頃、「ここにいると下ネタも自由に話せるから楽だなァ~」としみじみ洩らしていたのを思い出すヨ。

 金谷港に向かう車内で、寒い時期はズボン下を履くだけでなくズボンの上にさらに防寒用ズボンを履くので、尿タイムになると「幾重にも重なるズボン類の前部からチンコ探してしているうちに漏れてしまうことがある」とホンネを語ったら、アスミンにバカ受けしたヨ。メイや2代目ユカチンにも教えてあげたいネ、2人ともバカ笑いすること請け合いだヨ。

 

 2日目の早朝はアマッチ・イヤラシと3人で前回見つけた岩場に行って、あらかじめ考えていた対策である「ぶらくり釣り」を試したものの、想定を裏切ってまったく釣れないのには呆れたネ。前回短時間にたくさん釣れたベラも全く釣れないのだから話にならないまま朝食の時間となって打ち切った。朝食後は5人で保田漁港で釣ったけど、やはり魚影が薄いので苦戦が続いた中でアスミンは2本のシロギスでトップ(ボクも)で他は1本のみ。前日からキスが釣れないボクは、対岸の岸壁直下に測ったように投げ込む技を披露したものの、釣果はシロギス2本とメゴチや岸壁下の想定内のベラ(小型なのでリリース)で終わった。2日間の5人の釣果は、合計キスと中型メゴチ(小型はリリース)をかく本づつだった。

 3月は魚が無い月なので、サ神無月(さかんなづき)=魚が無い月と呼びたいネ。

 魚が無いのに花粉症があってユウ君は症状が重くタイヘンそうだったけど、10年以上前に加齢のお蔭で花粉症が無くなったボクまでも目がかゆくなったヨ。身体が若返ったと喜びたいところだけど、花粉が前代未聞の多量さのせいなのだろネ。