【状況への失言】アメリカ議会襲撃事件の被告を弁護する弁護士  岸政彦はエライ!>>>古市憲寿のクソ

 今BSNHKの「世界ドキュメント 米国議会襲撃*暴徒の実態」という番組を見ている。誰しもあんな連中を弁護するのはバカげていると言われるようだし、ボクもそう思ったので見ているところ。出てくる被告は若い白人の男女ばかりだけど、やっぱりそろって頭が空っぽなので「アメリカ人はバカ」というボクの信条(偏見)が裏付けられた感じ。それでも弁護士の説得の効果か、出てくる連中は皆襲撃を悪かったと認めているので、ひどく裁判結果を恐れている。子供のいる女性は事件をきっかけに、夫と別居中のまま「犯罪者には任せられない」と子供から切り離されて悲しんでいる。弁護士は学校に行って勉強するように勧めていたけど、もっともだ。

 罪をみとめて反省しているバカどもを刑務所に送ってもしかたない(彼らをそそのかした巨悪の連中こそ刑務所に入れるべきだ)という弁護士の主張にボクも同感だネ。アメリカで別の大事件の犯人ながら深く反省しながらも死刑になった問題については改めて書くつもりだけど、罪を認めて反省している人間を《許す》という課題には前向きに対処しなければいけない、とつくづく思うヨ。ルワンダの民族対立でツチ族を大虐殺したフツ族を、個人レベルで《許す》という課題に取り組んでいた日本人の活動を紹介していた番組が忘れられない(ブログにも記した)。

 大事件に限らず、男女の個人的な問題でも同じだと離婚経験のある女性に以前お説教したことがある、と今日ある人にメールしたばかりだヨ。

 

 ここまで記してからチャンネルを変えたら、Eテレで「ハートネットTV」という番組をやっていたヨ。前にも終る寸前のところで見かけたことのある番組だけど、驚くことに尊敬する社会学者の岸政彦さん(「100分で名著」でブルデュー解説もしたことがある)がMCをやって深夜のラジオ放送みたいに若い聴取者の相談に乗っている。実に相応しい人には違いないけど、この忙しい人には研究に打ち込んでもらいたいと思ったものの、ボクが数十年強調してきた「研究ばかりでなく教育を!」という観点からすれば、この番組も教育には違いないネ。いずれにしろ社会学を専攻したのは同じながら、誰にでも言える程度のコメントだけでテレビに露出しているヒマ人・古市憲寿のクソとは真逆な存在だネ。