【状況への失言】フワちゃん事件  性格・好感度の良し悪しが正反対  やす子の出自  ムーミンの反核

 「状況」といっても堅苦しい大状況ではなく、たまには卑近な世間の領域の話で息抜きをしようということだネ。とはいえあまり楽しい話じゃないのは、他人を中傷して傷つけたという「事件」だからだ。最近フワちゃんの姿を見なくなったナと思っていたら(そもそも彼女が出るような番組は見ないけど)、ピースの渡部よろしく海外へ行ったというウワサを聞いて納得していたのだネ。そんなところに今度の「事件」だから驚いたものの、彼女なら十分ありうる話として受け止めたヨ。

 片や性格の良さを丸出しにしたようなやす子相手に、芸風のみならず本人の性格が悪いフワちゃんがヒステリックに中傷したのだから結末は(本人以外には)明らかだったはずだよネ。フワちゃんがデビューした頃にブログに書いたけど、伊集院光も受け付けにくかったという彼女の芸風はボクも嫌いではあったものの、当時流れた売れない頃の彼女の映像に憐れさを感じたので批判的なことは書かなかった。売れるために必死になって下半身の肌もさらすことを辞さないモノクロ映像だったけど、それから反転してカラフルに自己を飾って強がりを言いまくる芸風で成功したネ。これといった芸を持たない彼女には精一杯のキャラだった次第だったけど、ボクの予想に反して消えずに残っていたネ。

 

 予想に反して残っているといえばやす子も同然で、無芸ながら元自衛隊員という肩書だけで今日まで生き残っている上に、CMにも採用されるほどの好感度を獲得しているのだから驚くネ。「ハイ~イ!」と何でも受け付けてしまう明るいキャラが幅広く受容されているのだろうけど、それが最近落ち目のフワちゃんを焦らせ嫉妬させて中傷するまでになったのだろネ。無芸なのに成功した者同士だから一段と許容できなかった、というのがフワちゃんの心理なンだろナ。それが好感度では正反対のやす子だったものだから、フワちゃんに対する風当たりもそれだけ増したたということだろネ。

 昨夜見た番組によるとやす子は児童養護施設で育ったと知ったけど(今はそれらの施設に寄付等の活動もしているとのこと)、それと性格の良さを安易に直結するのは避けるべきながらも、「ハイ~イ!」を聞くと心が晴れる思いがするのはボクだけじゃないだろネ。やす子はフワちゃんを許すと言っているようだけど、第三者が皆フワちゃんを許さないだろネ。芸能活動を当面休止するとしたのは当然ながら、芸人として急死した気がするヨ。

 

 @ この記事はNHKBS「アナザーストーリー」のムーミン誕生秘話というのを見ながら記したけど、ムーミンもボクはほとんど読まない・知らないながらも、作者のトーベ・ヤンソンが原爆に対する恐怖・警戒を作品の中に刻んでいたとは驚きだネ。ムーミンのファンは特にこの番組の再放送を見るべきだヨ。