クリスマス・イヴ  明石屋さんま

今日はクリスマス・イヴなんだネ、8時頃に今日2度目の食事(自分としては昼食、ちなみにジャミラが1日1回作るオカズはタラに煮魚)をした後に気付いたンだけど、例年こんなもんかな。
最安値のボジョレ・ヌヴォ―を呑もうかナ、と思ったけど昨日忘年会でフグをタップリ食べてプレミアム飲み放題だったから、我慢して控えたのは吾ながらリッパ。
クリスマスらしいのはこれも毎年放映する「くるみ割り人形」(今年はマリンスキー劇場だからゲルギエフのさすがの演奏)くらいかな。
これを聴きながら、クリスマスとは無関係の「羊をめぐる冒険」を流し読みしていたけれど、法政院の留学生の話を聴くためで十数年ぶり(?)の再読も意外に楽しい。
3度目の食事は深夜の1時半に、これもまた恒例の「明石屋さんまの史上最大のクリスマスプレゼント」を見ながらトーストを食べた。
一般の人があらかじめ番組にハガキでエントリーしている中から、さんまが選んで電話で今年の不幸な体験を語らせて合否を決めるもの。
合格して1〜20までの番号を言うと、その番号に当る豪華賞品が当るという仕組み。
準レギュラーのように元巨人・日ハムの木田投手が目立たぬように登場するのは歓迎だけれど、一昨年あたりからかなマツコデラックスが出始めたのだけはせっかくの楽しい番組が冷えるので止めて欲しい。
さんまの悪い所は、注目されている芸人を使って自分の落ち目をカヴァーしたがるところ。
ともあれこの番組は毎年芸(能)人を1人ゲストで電話に出させるのだけれど、今年はインパルスの板倉俊之(ヤセの方)が登場して「(デブの堤下が睡眠薬飲んで車の事故をくり返したため休職中のため)仕事がなくてヒマで困る」とボヤいたら合格をもらっていたので笑えた。
この番組の歴史上最悪の不幸な例は、《医者が勤めている看護婦とホテルで性交に及んでいたら、彼女が膣ケイレンを起こしたので局部が離れなくなってしまい、裸で重なったままタンカーと救急車で運ばれた先の病院が、2人が勤めている所だった。》という話。
今年もこれを超える不幸話は無かったけど、下には下がいるものだから、皆さん自分が最悪だと思わずに元気を出して生きましょう!

流行語大賞 小池百合子  ひふみん  激レア  弘中綾香アナ

今年の美術展のベスト選びという話題には付いて行けるけれど、時代に即しきれないのは加速度的で、今年の流行語大賞には分からない言葉が多くて己れのジジイぶりを痛感。
もちろん大賞に選ばれた「インスタ映え」などケイタイも持ったことのないボクには他の星の世界の話題、「ひふみん」も将棋も知ってるけれどあの落ち着きのないジジイは受け入れ難いので、テレビに現れるとチャンネルを変えるほどの拒絶ぶり(マツコやクリスほどじゃないけど)。
自家から自転車で一橋大の横門を通りがかったら、ちょうどひふみんがタクシーから降りたところに出くわしたことがあったけど、学園祭の講演に呼ばれたのだろうナ。
今どきの人間なら嬉しい遭遇だろうけど、テレビの時と同様に「イヤなモノを見てしまった」という気持だったネ。
見た目も異物感あふれている感じだけど、己の考えに言葉が付いていけないような落ち着きの無さにはイラつくばかり。
アウフヘーベン」まで候補になっていたのは、小池百合子の知識コンプレックスの記念になるようで笑えたナ
この言葉は60年代の学生運動華やかなりし時代の流行語だけど、小池の周囲にはその時代に活躍していた野郎どもがたくさんいてこの言葉が氾濫していたのだろネ。
それを小池が聞きかじって憧れと共に記憶に残り、いつか使って自慢したかったのだろう。
我々同時代にこの言葉を聞いていた者としては、気恥ずかしくてとてもじゃないけど公衆の面前で発語できないけど、単なる知識としてしか摂取してない小池には、何やら使うと自分が利口そうに錯覚したのだろうナ、きっと。
「自分ファースト」の権力志向だけで政党を渡り歩いてきた小池には、その間の事情が全然理解できていないのがバレバレで無知と無恥の合体としての浅はかぶり、その権力志向が調子に乗りすぎて民進党の解体を結果したのだから、危機感を抱いていた安倍晋三から表彰されて然るべきだろうし、自民党の歴史に残る快挙というところ。
「35億」という候補語は全然しらなかったけど、ブルゾンちえみ有吉弘行と同様で昭和の貧相な部分をイメージさせるのが嫌だ)ということだから(昔のゲス・西川史子レベルの)カネのネタかと思ったら男の数だそうだけど、いずれにしろウケないナ。
ボク個人の流行語は「激レア」かな、テレビ朝日月曜夜の「激レアさんを連れてきた」という番組で知った言葉なんだけど、メチャ面白い(とはいえたまにしか見るヒマがない)。
MCのオードリー若林の突っ込みが素晴らしいし、局アナにしてはスゴイ天然の弘中綾香がかもしている笑いがおススメ、イチロー・ファミリーでいうとアイ〜ンの外れ方を思わせるので二重に笑える。
(ひところNHKの集金係に強奪されたりで落ち込んでいたアイ〜ンも、部活に来なくても済むほど元気になっている模様なのでご安心。)