流行語大賞 小池百合子  ひふみん  激レア  弘中綾香アナ

今年の美術展のベスト選びという話題には付いて行けるけれど、時代に即しきれないのは加速度的で、今年の流行語大賞には分からない言葉が多くて己れのジジイぶりを痛感。
もちろん大賞に選ばれた「インスタ映え」などケイタイも持ったことのないボクには他の星の世界の話題、「ひふみん」も将棋も知ってるけれどあの落ち着きのないジジイは受け入れ難いので、テレビに現れるとチャンネルを変えるほどの拒絶ぶり(マツコやクリスほどじゃないけど)。
自家から自転車で一橋大の横門を通りがかったら、ちょうどひふみんがタクシーから降りたところに出くわしたことがあったけど、学園祭の講演に呼ばれたのだろうナ。
今どきの人間なら嬉しい遭遇だろうけど、テレビの時と同様に「イヤなモノを見てしまった」という気持だったネ。
見た目も異物感あふれている感じだけど、己の考えに言葉が付いていけないような落ち着きの無さにはイラつくばかり。
アウフヘーベン」まで候補になっていたのは、小池百合子の知識コンプレックスの記念になるようで笑えたナ
この言葉は60年代の学生運動華やかなりし時代の流行語だけど、小池の周囲にはその時代に活躍していた野郎どもがたくさんいてこの言葉が氾濫していたのだろネ。
それを小池が聞きかじって憧れと共に記憶に残り、いつか使って自慢したかったのだろう。
我々同時代にこの言葉を聞いていた者としては、気恥ずかしくてとてもじゃないけど公衆の面前で発語できないけど、単なる知識としてしか摂取してない小池には、何やら使うと自分が利口そうに錯覚したのだろうナ、きっと。
「自分ファースト」の権力志向だけで政党を渡り歩いてきた小池には、その間の事情が全然理解できていないのがバレバレで無知と無恥の合体としての浅はかぶり、その権力志向が調子に乗りすぎて民進党の解体を結果したのだから、危機感を抱いていた安倍晋三から表彰されて然るべきだろうし、自民党の歴史に残る快挙というところ。
「35億」という候補語は全然しらなかったけど、ブルゾンちえみ有吉弘行と同様で昭和の貧相な部分をイメージさせるのが嫌だ)ということだから(昔のゲス・西川史子レベルの)カネのネタかと思ったら男の数だそうだけど、いずれにしろウケないナ。
ボク個人の流行語は「激レア」かな、テレビ朝日月曜夜の「激レアさんを連れてきた」という番組で知った言葉なんだけど、メチャ面白い(とはいえたまにしか見るヒマがない)。
MCのオードリー若林の突っ込みが素晴らしいし、局アナにしてはスゴイ天然の弘中綾香がかもしている笑いがおススメ、イチロー・ファミリーでいうとアイ〜ンの外れ方を思わせるので二重に笑える。
(ひところNHKの集金係に強奪されたりで落ち込んでいたアイ〜ンも、部活に来なくても済むほど元気になっている模様なのでご安心。)