27日は志賀直哉「瑣事」

 授業案内が沢山あって、木6・7のこの院ゼミの更新を忘れていた。明日に迫っているけど、志賀の2回目は山科ものの「瑣事」です。山科ものはあまり論じられないようですから、前回の「邦子」同様に志賀研究の盲点を埋めるような議論を期待してます。
前回のレポの日本人はそれなりの結果を出したと思いますが、留学生レポは力不足を露呈して行き先不安を感じさせました。今回の留学生(日本人も)はどうでしょうか? 入学の機会を得たのですから、死に物狂いで勉強しないとチャンスを生かせません。日本語に関しては優秀でも、日本文学の研究ができるとは限らないのでタイヘン。挫折して止めて行った留学生も少なくないので、本人は逃げずに発表の機会を増やすこと、周囲は支えてやることが肝心でしょう。