大江の後は川上弘美

 今日は発言デビューをした人を含めて大いに盛り上がって司会役としてはヒマで、ゼミとしては理想的な状態ということです。ご意見番のジェームス君が留守だったせいではないと思いますが、来週以降もこうありたいと願っています。反面、イイ気持になっていたままで参加していないヒトも数人見かけたので、意欲において二極化しつつあるのかもしれません。
 あと2回で大江は終わりますが、残りの3回は川上弘美を取り上げます。理由の第一は今もっとも関谷イチローの本を読み込んでいる(小林秀雄論の方まで読み込んでいたのでビックリ)院修了生のサユリちゃんの論を皆で読もうという魂胆からです。『学芸国語国文』の何号か前のものに載っている論文ですが、26日にはこの学芸国語国文学会の大会がありますから、学部生も奮って参加して下さい。近代文学では山田夏樹という実力のある卒業生(立教大博士課程)が「中上健次梶原一騎」とかいう題で発表するので、とても期待できます。終了後の懇親会も学生は安くなっているのでどうぞ!