青木クン、3度目の正直の発表実現

過去2度、発表予定者でありながら行方不明となり、「幻の雪男」の異名を確実にした3年生の青木クンでしたが、今回ばかりは敵前逃亡せずに踏みとどまり、成長を見せました。
レジュメもそれなりにまとまっていたので話題を提供できましたが、もう一人の発表者の武川クンが思い切ってフロイトやノモス等の言葉を導入してテクスト分析に取り込もうとし、そのスキを突かれて目立ってしまったので青木クンの影が薄くなってしまいました。
逆に武川クンがたった独りでフロイト等の道に迷い込んでしまい、もう一人の「雪男」になった形になりました。
しかし武川クンがそれなりに勉強を重ねた結果として、フロイト等を引き合いに出した点は評価すべきでしょう。
若い時には「冒険」を避けるべきではありませぬ。
使い慣れない道具を使い、転んでケガして、傷を皆にいたぶられて大いに痛い目をみるのも勉強のうちです。
その点では武川クンはイイ勉強をしたと思います。
イチロー君は月に一度の血圧チェックで保健管理センターに行く日だったので、最後まで二人のイジメられ具合を見ることができなかったのがザンネンでした。
イジられて大きく成長するものです。
次回は安吾の最後で、「青鬼の褌を洗う女」を昭和ゼミの二人サトマンとコイちゃんがやります。
イジメ甲斐があるというものです。