この間ずっと協力してきた仕事がやっとケリがついてホッとしている。
いろいろブラック企業に捕まった仲間の相談や協力に応じているけれど、今度の仲間の場合もエゲツナイ業務の押し付け方がハンパないので驚きつつも手伝うしかなかった。
こんなに無理な仕事を押し付けながらも給与が極端に安いそうで、今どきの「働く人」のキツサ・生き辛さにはいくら同情してもお互い救われない。
当人がクビにならないためにも少しでも手伝うしかないので一緒に疲れているけれど、当人の将来が保障されるわけでもないから不安は残ったまま、ヒドイ社会のヒドイ会社だヨ、ホントに。
去年も一昨年もブラック企業に捕まった犠牲者の相談に乗ったけれど、去年の仲間はすぐに会社を辞めるように言ったらリクルートして精神的に救われたようでホッとした。
長時間の乗り物にも乗れないほど精神が弱っていたのに、仕事を辞めるまで気付かなかったとのこと。
ブラック企業の中にいると自分の異常な窮状が見えないようなので怖い、「そんな会社辞めちまえ!」と言うと自分がいるお蔭で役立っている(商売)相手がいるから、と反論するので驚く場合が多い。
ヒドイ状態で働かされているのに、自分の存在が役立っているので辞められない、と勘違いしている場合が少なくないようで困る。
奇異なプライドなんだろうけど、その屈折したプライドにしがみ付くことで自分を支えて我慢しているのだろうネ。
一昨年の場合はそれ以前の職場がもっとヒドかったので、リクルートした別のブラック企業に自覚的に馴染むようにして、いつでも辞める気持を保ちながら継続している。
そのまま洗脳されて会社本位に使われないように気を付けるように言い含めてあるけれど、このところ連絡が無いのは良いのか悪い傾向なのか不明のまま(たぶん元気)。
ともあれ、この1ケ月ほど集中して協力してきた仲間が、自分から辞める前にクビにならないように支えて行きたいとは思っている。
ボクの時間を割かねばならないのはザンネン極まりないけれど、これも「教育」の延長だと思えば何とかしてやるほかないと考えている。
他の仲間も視野を失ったまま独りで悩んでないで、ヤバイと思ったら相談しておくれ!
それにしても疲れたヨ。