スーツの似合う男

11月末締め切りの2つの業務(1つは卒業生のもの)の区切りがついてホッと一息ついてます。
BSプレミアム(木曜夜9時〜)の「プロファイラー」はたまに面白い特集をするけど、今は石原(いしわらと読むらしい)莞爾を取り上げている番組を見ながら、ブログの更新を試みている(毎日更新するようには心掛けているものの、なかなか果たせない)。


「スーツの似合う男」と聞けば、それぞれがカッコイイ男性タレントの姿を思い浮かべることだろう。
まさか関谷イチローを思い浮かべる人は無いはずだ、スーツなど在職中1年に1度も着ない男だったから。
それが今年4月から法政大院の授業の日には、なんと週に1度スーツを着て通っているのだから変わったものだ。
第1にはネクタイが大嫌いで、その次にスーツを着るのが嫌いなのだから、何ノコッチャと思われることだろう。
御もっともというところながら、それが事実なのはスーツの代りに着続けたジャケットが擦り切れてしまったのだから仕方ない。
学界のスケバンであるリンリン(林淑美)から「オマエには似合わない!」と決めつけられたアルマーニも、肘が抜けて着られない。
さすがに客商売だからスーツの代わりにジャケットで通してきたものの、退職した頃に全部着られなくなったのでちょうど良かったと思っていたのだけれどナァ〜。
(ちなみに客商売を理由にジーパンで授業をしたことは無いのに、『学芸国語国文学』の退職記念号の大井田義彰氏のエッセイにはジーパンで授業をしたと記されているので、誤認をここで訂正させてもらいます。
 授業が無い日はジーパン姿で大学に行くのがフツーで、ある日ジャンパー&ジーパン姿で研究室にいたら、現役院生のヅガザー(井上)君から「ラフーッ!」と言われたこともあった。)


さて若い研究者の可能性を広げるために、特任教員も断わり非常勤講師も避けてきたつもりだったものの、今回は大学院だというのでお引き受けした次第。
いざ法政大に出かけようと思ったら、30年超仕事着にしていたジャケットが1つも無い、仕方なしのスーツ姿ということで自分じゃない違和感を抱きながらの通勤だ。
それが一昨日、法政大院の教員控室で、事務の男性の方から「センセイはスーツが似合いますネ」と言われてしまったのだ!
皆さん以上に本人がビックリしたのだから、文字どおりの雑談を記してもお許し願いたいものだ。


@ 今はEテレの「モーガン・フリーマン 時空を超えて」という番組を見ながらブログを更新している。
  宇宙の神秘は何度説明されても全然納得できない。
  今日もヒモ理論が出てきたり、空間は9次元だという初情報を聞かされ、ますますチンプンカンプンんでやはり何のコッチャ!