【見る】放送大学「宮沢賢治」「フランス語」など  ダメな講義・講師

 いつから変ったのかは不明だけど、新しい講座に「宮沢賢治」が加わったことはファンや研究している人のために情報として記しておくヨ(金曜午後1時半~、再放送が同日夜9時からあるから便利)。ボク自身は賢治に関心がないので詳しいことは言えないけれど、1サイクル(全15回)のぞいた(聴いてないことが多かった)限りでは文学プロパーの講義ばかりではなく、天文学専門の人はじめ多様な分野から賢治のテクストを分析・説明しているという印象だったネ。

 2サイクル目の今週は第2回が放映されると思うけど、この回は文学研究者が「永訣の朝」を取り上げていたのは覚えている。賢治の専門家らしく信用できる感じだったものの、作品を朗読する際にも(アナウンサーに任せずに)自分で読んでいたのはマイナスだネ。テクストと説明は別物だから朗読する人は別にして差異化しないと、味噌クソ一緒になるからネ。力量のない人ほどその間の事情が分かってないから自分で全て読んでしまいがちだけど(専任教授として他の講義をいくつか担当している島内裕子や、和歌担当の渡部泰明などが当てはまる)、テクストは別次元のものだから朗読する時は際立たせなくてはいけないネ。

 

 「フランス語」のレベルが(ラジオを含めて)一挙にレベルダウンしたので、この際フランス語の復習したい人には(初心者でも)おススメだネ(火曜午前6時~、再放送は昼12時~)。何よりモデル発音するルドルフさんのフランス語がスロービデオでも見るかのように分かりやすい。反対に日本人講師(女性)の講義の日本語が不自然で、説明を棒読みするので気持悪いけどネ。

 その他、青山某の姿を見かけなくなったのは歓迎だけど、「舞台芸術の歴史」(?)とかで歌劇やミュージカルの回にまでに出しゃばって無知をさらけ出すのは、全15回の講義全体のレベルを落とすことになってるヨ。青山同様に放送大学専任として低レベルの講義を続けていた魚住某は新しい講義も開いているようながら、武道の専門家という狭い分野ながら思想・哲学まで大風風呂敷を拡げたがるので放送大学全体の信用を落としている。これ等をチェックすることができない放送大学はの未来は暗いネ。

 放送大学は放送を通じて一般社会に開かれているので、ボクのような外部の視線から厳しくチェックされざるとえないけど、一般の大学でも、講義・講師をキチンとチェックすることができないと(マジメな学生のチェックを受けないと)大学の未来はふさがれるばかりだネ。教員からの支持が得られない國分ニセ学長はクソだけど、東京学芸大学全体のチェック機能はダイジョブかな?