【状況への失言】槇原敬之の逮捕  《悪の系譜》沢尻エリカ・宮迫博之・新井浩文・小池百合子・・・・・    

(昨夜の続き)

 先ほど三原じゅんこをオチョクッたU君からのメールをコピペしていたら、ニュースで槇原敬之が逮捕されたことを報じていた。すぐにヤッパリ! と感じたのは、薬物事件が起きるたびに槇原は自制できているのかナ? と想起したり、槇原がテレビでハシャイでいるのを見かけるたびに薬が入ってるのかナ? と危惧していたからだネ。あの手の感じの顔(人間)はセルフ・コントロールの能力が弱い、と直観しているのだネ。いかにも意志薄弱で自制心が欠如している人相だよネ。たまたまツクホーシのハルキ論をチェックするために、初読の「スプートニクの恋人」を読んでいたら次のフレーズが出てきたので笑ってしまった。

 《「わたしは昔から人を顔で判断することにしているの」》

 ミュウがすみれに言う言葉なんだけど、とても共感できたナ。

 もっと言えば、善人・悪人の見分けがけっこう当たるのだナ、「なんでも鑑定団」の美術品の価格もかなりの確度で当てるけど。逮捕をくり返している小悪人・田代まさしの再逮捕は予想どおりだし、ワルぶっていた女優沢尻エリカがとうとう本性を現して逮捕されたのも想定内だったネ(誰しもそう思っていたかもネ)。

 薬物じゃなくて性犯罪ながら、新井浩文が逮捕された時もヤッパリと思ったけど、三白眼(白目が目立つ)で間抜けた顔ながら悪人ヅラが何かやりそうな感じがしたもンね。ボクの大嫌いなマツコ・ルー大柴クリス松村田嶋陽子片山さつき小池百合子西川史子沢尻エリカと同じ匂いを感じる)等々と並べてみると、そろって悪人ヅラをしてるネ(少し前に記した有吉も同類かな)。好悪と善悪は短絡できないけど、世間の目が当らなくなると(周囲の支えも失うと特に)そろって悪の道を進みそうな顔なんだナ。

 先般田村亮の復帰が歓迎されたものの、同時に話題になった宮迫博之の方が無視されたのは、一目瞭然の善人・悪人ヅラの差が大きく作用したと思うネ。亮クンは誰が見ても根っからの善人だし、むしろコンビの淳の方が悪のイメージが強いよネ。むかし淳がヤクザの女と知らずに手を出し、指を詰める代わりに漫才を強要された際に、亮はイヤな顔せずに淳のためにその場をしのいだとのこと。淳はその時の恩を忘れずに、今回は亮の復帰のために動いたのだろネ。一方、前に不倫でも取沙汰された宮迫は目つきからして悪をアピールしていて、お笑いとして通用していたのはコンビの蛍原の愛嬌のお蔭だろうナ(おぎやはぎも同様だネ、小木は悪人というよりバカが強く出てるけど)。

 

 薬物やアルコール中毒は(集団で)一日一日を自己チェックするという積み重ねだから、槇原が前回逮捕されて以後、薬に手を出さずに自制できているというイメージが湧かなかったのだナ。野球の清原も今は定期的にチェックを受けているからダイジョブなだけで、独りにされたらまた薬物に手を染めるに違いないと思うネ、ファンとしては残念だけど。2人とも性格は悪くないようだけど、育った環境なり・付き合う環境が良くないのに染まりやすいのだナ、自制する意志が薄弱だから。

【状況への失言】三原じゅんこは神武天皇墓を探索せよ!!!

早速、心強い反響があったので紹介しておきたい。熱狂的な川口浩ファンだった発信者の名は、匿名でU君としておこう。 

 

三原某が「実在した」と言うからには、自ら神武天皇墳墓とおぼしき場所へ探検に行くくらいのことはやって欲しいものです。

国会議員ならば国政調査権を駆使して出来るはずです。

かつて、川口浩という偉大な探検家がいました。

 

【番組タイトル】

「フィリピン奥地に、原始猿人バーゴンが実在した!!!」

「恐怖!双頭の巨大怪蛇ゴーグ!南部タイ秘境に蛇島カウングの魔神は実在した!!」

 

バーゴンもゴーグも確かに実在しています。

映像に記録されておりますが、川口浩は敢えて学界には発表しません。

この点が川口浩の凄いところです。

 

三原じゅんこ探検隊が結成されたら、まずは見てやります。

【状況への失言】三原じゅんこは麻生太郎よりバカか?  神武天皇実在説を強調したという低能ぶり

 国会では北村地方創生大臣が無能ぶりを発揮して、自民党内でも問題視されているそうで笑える。いや、国民として笑っている場合じゃないのは分かるけど、あまりに次から次へと低能な大臣を輩出する自民党の豊富なバカ人間には、あきれて笑うしかないという感じだヨ。そもそも1人で非常識・非良識な言動をくり返している麻生太郎が副総総理に納まっているのだから、日本もトンダ発展途上国だよネ。

 

 先日5時でもないのにチャンネルを東京MXにしたら、自称「ネット保守」(と言ったと思う)の若い金髪のコメンテーター(?)が、くり返し

 《三原じゅんこは神武天皇が実在したと言っているが、間違いだ。》

と発言していたので、チャンネルを戻さずに聞き入ってしまった。MCも真っ当そうな人だったから、この金髪男は低能集団であるネット右翼とは別ジャンルの人らしい。「保守」を自称しながらも自民党議員である三原じゅんこの低能ぶりを強調していたからだけど、このコメンテーターは「保守」を名のりながら実は革新なのかもしれないと察してみた。とすれば面白い手口を使って保守・反動の低能ぶりを批判しているのかと思い、苦笑しつつも感心したものだ。さすがは東京MX! と褒めるところかな。この調子で麻生太郎の極め付きのバカぶりも批判してもらいたいものだ、三原じゅんことどちらがよりバカかはともかくとしてネ。

 以前、三原じゅんこを選んだ選挙民である神奈川県民のレベルの低さを指摘したことがあったけれど、三原じゅんこは参議院の全国区で当選したとのことだから、神奈川県の自民党支部で「飾り」として働かせられているとはいえ、県民性を頭ごなしに疑ってはいけないようだ。

【状況への失言】ノムさんとサッチー  わが家のサッチー

 阪神ファンセリーグでは)としてはあまり良い思い出は無いけれど、ノムさん(野村元監督)がスゴイと思うのは野球のことよりもサッチー(夫人)への神対応ぶりだネ。よくもあんなクソ女と生涯付き合いきったものだ、と尊敬する気持まで湧いてくるヨ。カネのことで己の息子と公開で争ってみたり(脅迫罪で逮捕されたかな?)、大衆演劇浅香光代とケンカして話題を振りまいたり、毎回今度は離婚するだろうと見ていると、「アレはドーベルマン犬だから」とかボヤきながら受け容れてしまうので理解の外だったナ。おまけにサッチーが死んでからは、目に見えて元気がなくなってきたのには驚くばかりだったネ。ボクならわが家のサッシー=ジャミラが亡くなったら、10倍くらい元気が出るけどネ(もちろん逆も真なりで、ジャミラはボクがクタバルのを待っているだろうけど)。

 というわけで、野球界に対する貢献というより、サッシーに対する神対応に違和感と畏敬の念を込めてノムさんのご冥福を祈りたい。

【読む・ヒグラシゼミ】村田沙耶香「コンビニ人間」は世界文学(小野正嗣)  「生命式」  尾崎翠

 今週末はヒグラシで村田沙耶香の「孵化」を発表してもらうことになっているけど、「コンビニ人間」と比べるまでもなく面白い作品とは言えないレベルのもの。発表者のサトマン君がどんな風に料理するか楽しみながらも、ホンネは「コンビニ人間」をとり上げたかったであろうサトマン君の気持を思うと、長めながらも参加者各自に「コンビニ人間」を用意してもらうべきだったともハンセイすること頻(しき)り。

 この作品が収録されている単行本『生命式』をゲットして巻頭の「生命式」 も読んだけれど、葬式の代りに遺体を関係者が食べることで供養するという、ぶっ飛んだ発想に腰が引けっ放しで作品世界に入っていけない。というより、村田沙耶香に対する関心が急に冷めてしまったヨ。『生命式』収録の他の作品にも挑戦したけれど、つまらなくて途中で放棄したままだ。ヘイカが推薦してくれた長篇「消滅世界」も『生命式』以前に手に入れて読み始めていたものの、冒頭から10ページほど読んだままで続けて読もうという気になれていない。

 マイナス面ばかり記して皆さんの気持を萎(な)えさせようというわけではない。プラスの要因として「コンビニ人間」は世界文学になっているという記事を紹介しておきたい。1月29日『朝日新聞』の文芸時評で、小野正嗣さんはイギリスでもアメリカでも「コンビニ人間」が話題になり、スゴイ勢いで英訳本が売れていると報告している。『生命式』については《面白くて笑えるが背筋も凍る》とはコメントしているけどネ。

 《「コンビニ人間」という「全体」を円滑に機能させる「部品」として生きることに安らぎを見出し、コンビニ的な規範にとことん同化する主人公の姿に、グローバル化した現代世界に生きる誰もが、文化的な差異を超えて〈私〉の姿を認めることができるからだろう。僕たちの誰もが「コンビニ人間」だ。》

 小野さんの時評は実に的確で、村田作品の理解に大いに役立つだろう。

 

 それにしても小野さんも「背筋が凍る」という、「生命式」の世界に入って行けないという感覚が、むかし流行った尾崎翠の世界に馴染めなかった感覚に通じているような気がしている。代表作の「第七官界彷徨」で肥やしを煮る臭気など、語りから臭って来る感じで嫌いな作家の1人だったナ。それでもゼミや演習、卒論・修論では学生と付き合ったけどネ。

 

【見る】太田光は終った!  神田松之丞の時代到来    ブレヒト「マハゴニー市の興亡」

 BSプレミアム・シアター(午前0時~)でブレヒトの歌劇「マハゴニー市の興亡」(作曲はクルト・ヴァイル)をやるというので見始めたけど、予想どおりツマラナイ(ボクの鑑賞能力を超えている)ので、横目で見ながらブログを更新することにした。

代表作で有名な「三文オペラ」はけっこう楽しめる曲もあるので、数曲はミルバの歌で録音もしてあるけれど、「マハゴニー」の方は初めて聴くせいもあるだろうけど、全然楽しめない。そもそもブレヒトは著名ながら惹かれるものが無いナ、むかし仲代達也が老いた母親役をやっていた「肝っ玉おっかあ」もブレヒトだったと思うけど、何が面白いのか理解できなかったしネ。あと2時間弱続くようだけど、とても最後まで見て(聴いて)いられそうもないナ。

 

 ツマラナイと言えば、このところ見かける爆笑問題太田光もとり得のない芸人に落ちてしまった感じだネ。そんな感じを持ったのは「爆笑問題のシンパイ賞」(土曜午前0時50分~)という番組を数回見たせいかナ(今回2度目の言及)。神田松之丞と2人でバカ話をするだけの番組なんだけど、松之丞の面白さ・スゴサが際立つばかりで、太田のツマラナサが反照されるばかりなンだナ。太田が大声でハシャグばかりの一方、松之丞は極めて冷静に太田を見て評していてその言葉が一々面白い。先輩の太田を過剰と思えるほど立てる態度を通しているところがエライし、本来の講談の語りだけ以外でも聴かせる声と言葉が芸を崩していない。落語をやらせても十分通じると思わせるネ。

 落語といえば立川談志が太田を高く評価していたのは周知のことだろうけど、談志が松之丞を知っていれば太田をそれほど評価しなかったのではないかと思わせるネ。談志が太田の何を(どこを)評価したのか知らないけれど、向田邦子のドラマの講座もキレがなかったし(以前記した)、コンビの田中なしに太田独りで評価される点が見当たらないネ。「爆笑問題のシンパイ賞」ではまさに芸の無いところをさらすばかりで、松之丞の芸や才能を際立たせるための存在でしかないナ。

 先日はボクの嫌いなシロウトのカラオケを始めて(弘中アナにまで歌わせたのも余計)、声も良くない太田が下手な歌を披露するのを聞かされてウンザリしたものだ。その点、松之丞はカラオケに抵抗し続けていたものの、無理強いされて1曲だけ歌った(何と尾崎豊の歌)ものの、それが太田と比べるまでもなく上手かったので感心しつつ笑えたネ。松之丞によって太田のヘタクソぶりが強調されたので笑えたのだけれど、数曲歌った(幸い1曲以外はカットされていた)という太田には己の声の悪さと歌の下手ぶりが自覚できていなかった模様。

 デビューして間もない頃の、「心配性」な感じの太田のイメージは完全に失われて、どこにでもいる恥知らずに独りハシャいでいるオヤジになり下がった太田の情けない姿があるばかり。太田光は終った! と印象づけたのは、松之丞の豊富な才能と面白さだけど、ズバ抜けた講談の語りだけでなく、彼の落語を聴きたくなっているのはボクだけじゃない気がするのだけどネ。

 (「マハゴニー市の興亡」はますますツマラナイ)

【見る】100分で名著  ハヴェル  阿部賢一  伊集院光

 100分で名著が今回はハヴェルを特集していることは、既に記したとおりだけど、解説がチェコ文学の専門家である阿部賢一さんなので信頼して見ていられる。この番組は時々解説者選びでミスキャストをすることがあって、以前ブログにも書いてしまった坂口安吾を担当した大久保喬樹さん(比較文学などでは実力を発揮する研究者だけど)や、サルトルの時の◎◎さん(専門家?の割にはツマラナかった)などが失敗例。でも放送大学の「世界文学への招待」でも2回分担当したのを見た限りでも、スゴイ実力者で教えられることがたくさんあったネ。明日の月曜夜に第2回があるから、お見逃しなく!(再放送は水曜に2回あり)

 

 MCの伊集院光さんは何度も書いたとおり、知的なレベルが高い人で驚かされることが多い。ハヴェルの第1回でも、同調圧力が話題になったら「オリンピックって、ホントにやっていいのかな?」と言い出したのにはビックリしたネ。これも何度も記したけど、安倍晋三のフクシマの原発事故隠しの詐欺の口車に乗って、日本全体がオリンピックに突き進んでしまっている情けない現状にもかかわらず、いったん立ち止まって「これで良いのか?!」と言うことができる伊集院はエライ!!!