東京学芸大学大学院春学期(木曜6時限)
「近代主義と民族の問題」
「「近代」へ疑惑」 そういえば、中村光夫も教科書に採られなくなったなぁ。
著名な「一匹と九十九匹」。
13日は中野重治「閏二月二十九日」、レポの近藤さんが健闘した。 中野特有の<論理>だけでヒステリックに押して行く論法の貧しさが、時代に戻してみるとそれなりに力(影響)を持ったことが推察できたかも。 コケの一念を貫く中野のアイデンティティの貧…
今日は朔太郎の「日本への回帰」。 準備された発表を基に、有意義な議論。 来週は中野の批評。
今日は難物である花田清輝の「錯乱の論理」。 レポのリューマンがそれなりにまとめて来たのはエライが、留学生を始め受講者の多くが何を言ってるか分からないという感想を述べたのも当然。 当時の花田のスタンスが分からないと、テクストの理解が及ばないだ…
「錯乱の論理」です。 更新が遅れてゴメン!
16日は表記のとおりです。 記し忘れていてゴメン!
未だに新しい時間割が身体化されていないので、よく授業を忘れてしまう。 先週のこの授業も忘れていて、5日から出かけるための準備に帰宅しようと考えていたところ、院生が来て授業だと教えてくれたので助かった。(去年までズッと火曜日だったからナァ) …
テキストは岩波文庫の『日本近代文学評論選(昭和篇)』 昨年の明治・大正篇に引き続いて、昭和期の著名な文芸評論を読んでいく。 25日は表題に沿って、谷崎の「饒舌録」と芥川の「文芸的な、あまりに文芸的な」の二つを取り上げる。