学大生よ、○○先生の授業を聴こう  須関正一先生  『現代文学』

2日に続いて頂戴した賀状から特徴的なのをいくつか匿名で紹介します、ファミリーたちの情報が仲間に伝えられればいいナ、という意味も込めて。
それにしても住所変更の連絡を受けてないために出戻ってくる賀状を見るとハラが立つネ、コタローやズッカ(やユゼッチ?)みたいに。
① 学大での非常勤講師をお声掛けしてもらいました(××先生に)。関谷先生にもお会いできるのでしょうか? ブログをみていると、たまにいらしていますよね。
 (コメント)差出人は○○なのだけれど、ボクが最後に担任したクラスの切れ者だったネ。中世文学の専門家なのだけれど、4年生の時でもボクのゼミに出ていたくらい勉強熱心だったネ。
       ○○ちゃんは東大の院に進学して間もなく博士号まで取得するだろう(ついでに男もゲットしたけど、多田という名前だったのでイチローと同期の東大教授の息子を引っかけたのかと勘違いしたネ)スゴイ女       だネ。
       学大の現役生にぜひ○○ちゃんの授業を聴くように情報を流してネ!
       彼女も記しているけれど、「ブログ見てます」という一筆は毎年増えているので、更新できないと申し訳ない気になるネ。もともとは授業連絡のためのブログだったのだけどネ。 
② 町内会長を11年、お寺の早大5年やって、やっと今年卒寿を迎えることになりました。シェーシェー
 (コメント)毎年「関谷イチロー様」という宛名書きで賀状を頂戴している、前橋高校時代の須関正一先生からのものなのネ。
       先生のことはブログや学大近代文学ゼミの機関誌『青銅』に書いてきたので覚えてくれている人もいるかもネ。
       イチローにとっては「教師の鏡」みたいな方で、卒寿(90歳)を迎えるまでにお元気でいらっしゃるとは、教え子としても喜びイッパイなのネ!
       嬉しいので、ここに敢えて記すわけネ。でも「シェー」なら分かるけど、「シェーシェー」って、何だろネ? 「謝謝」かネ?
③ 88号でチョン
 (コメント)肉筆ではこれだけが記されていたけれど、誰にも分からないだろネ。フランス文学中心の同人誌『現代文学』の朝比奈誼さん(元立教大学仏文科教授)からのものなのネ。
       イチローも院生の頃に饗庭孝男さんに評価していただいて同人に迎えていただいた経緯があるのだけれど(日本文学の院生が同人になるなど、本誌では前代未聞)、その頃が22号だから年に2度の発行とす       ると33年過ぎたわけだネ。
       長い歴史を閉じたことになったわけで、淋しいネ。饗庭さんだけでなく、今でもお元気な朝比奈さん・作家でもある花輪莞爾さん・奥本大三郎さん等、皆さん素敵な文体を保持しておられる同人誌だったネ。
④ 息の詰まりそうな毎日で、生きるために働くのか、働くために生きるのか、問わざるをえない今日この頃・・・先生の年賀状を頂いて、とにかく生きてて良かったと思いました。再会を心から楽しみにしてます!!!
 (コメント)留学生からだけど、クレイ爺の被害者じゃないから混同しないでネ。日本で従業員として就職したけど、タイヘンつらい日々を送っている模様でこちらもつらくなるネ。
       在職中は研究室から電話できたけど、今は自宅じゃそれもできないしネ。遠くの職場なのでおいそれと会うわけにもいかないしネ。
       ファミリーにはつらいジンセイを強いられている仲間も少なくないけど(2日に紹介したのは心の問題で、今日のは経済的な問題)、イチローも万能じゃないからつらいネ、ドラエモンになれればネ。
       ドラエモンといえば、毎年のび太の立場で賀状漫画をくれるヘイカが、今年は数ページにわたる大作をものして送ってくれたのネ。
       これでもか、という自虐ネタの連続で、埼玉県の教員になるヘイカの今後もつらいことが待っているのだろうけれど、つらい目に遭わないヤツなどいるわけない、と思えばほんのチョッと救われるネ。
⑤ 昨年は初めてのイギリス滞在。ロンドン塔にも行き、少々精神を病んでおります。というわけで、一茶ん(いっちゃんと読むイチローの俳号)の句を英語で変化(返歌)
  松立つや老いてますます盛んなり  Master too young, on it mouth to mouth, Sixty-nine.
 (コメント)最後だから面白くネ。デブエビの愛称でヤセエビと差異化されている宇都宮大卒業生で、地元の新聞の記者をしているオモシロ男なのネ。
       2年ほど前だったか、中央アジアの国の特派員になって、当地から可愛くもない女の子の写真などを送ってくれたヤツね。
       「返歌」は「反歌」のつもりなんだろうけど、意味不明でひたすら助平なだけの英文だよネ。ほとんどバカだよネ。
       でもロンドンに行ったら、ぜひロンドン塔に行ってもらいたいネ。漱石の「倫敦塔」という作品も素晴らしいけど、この塔には歴史とドラマが詰まっていて、それと直面できるからネ。