三谷幸喜「12人の優しい日本人」

分かっていればあらかじめおススメできたのだけれど、今日の午後1時BSプレミアムの映画番組で「12人の優しい日本人」を放映した。
今や日本でも実施されている陪審員制度を、実施される十数年も前にやって見せて笑わせてくれる。
三谷幸喜といえば映画でも面白い作品も少なくないけれど、やはり演劇の方がずっと面白いと思う。
この「12人の〜」は10年以上前に素人劇団でも観たけれど(武蔵小金井で)、それでも楽しめたのだから本(戯曲)が優れているということだろう。
つかこうへいの「熱海殺人事件」でも同じことが言えて、名も無い劇団がつかの演出をそのままコピーした舞台でも観ていられた(連れていった定時制高校卒業生は初体験だったのでカンドーしていた)。
ともあれ「12人の〜」の映画ならTUTAYAで借りられるだろうから絶対おススメ!
さらに元になった「12人の怒れる男」というアメリカ映画も絶対おススメ!(ヘンリー・フォンダ主演だったと思う)
両方見比べると水準の高い鑑賞ができることと思う。
三谷の演劇では「笑いの大学」がスゴイけど、これは登場人物が2人きりだから素人にはできない(映画版は見てない)。
役所光司主演の「巌流島」は遊び過ぎだけどメチャ笑える。
共にビデオに録画してあるので貸せます。