ブログを更新したら、すぐに那珂太郎に反応してくれたメールが届いて嬉しいかぎり!
釣り部などに時おり参加するピリカからだけど、授業で取り上げた草野心平の作品まで覚えているフレーズを書いてくれた、感無量!
最近友だちと電気ブラン(昭和前半期の文学作品に登場する安焼酎)の話になって、「痔にはブラン」というフレーズを思い出したというのだナ。
心平が昭和初年代、わが故郷である前橋に住んでいた頃の生活を歌った「風邪には風」という作品からの1行で、「風」は上州のカラッ風ネ。
《風邪には風・赤城颪(おろし)にむかつてブンブン ブランコをふつて暖をとつた》で始まる作品(旧仮名使い)。
後半に《風邪には風。 痔にはブラン。 胃には沢庵。 あらゆる病共に対しては渦巻く熱烈に対陣するのだ。》という4行があるのだネ。
風邪をひいていても・痔が痛んでも「渦巻く熱烈」で皆さんもガンバッテちょうだい!
心平の回想記によれば、痔が痛んでいた時にホントに電気ブランを呑み続けたら、痔が治ったと語っていてメチャ面白い。
ユウ君がまた下書き保存で「作品」を送ってくれた。
先般の花火と同じ時のスナップかな。