オリックスとヤクルトが勝ち残り、両リーグの優勝チームが日本一を争うシリーズなら、ワクワクしながら見ることができるので歓迎だネ。昔、パリーグの３位だったロッテが日本シリーズで優勝したことがあったけど、シラケたヨ。とても日本一の実力あるチームとは言えなかったからネ。やはり今のやり方では、両リーグのクライマックス・シリーズで優勝チームが勝ち残ってくれないと、ホントの日本一を決めるシリーズにならないネ。だから優勝チームが勝ち続けている勝敗ペースは両リーグとも歓迎だけど、早く決まってしまうとそれだけ野球を見る機会が減るので、巨人とロッテはもっとガンバッテもらいたいヨ。
昨夜の菅野はカワイソーだったネ、あまり興味がないので６時からはラジオ放送大学の「ヨーロッパ文学の読み方」で「トニオ・クレーゲル」を聴きながらとても感心し、終ってから野球を見たら菅野が先発していたので驚いたヨ。阪神戦で７回まで１００球近く投げた後に中４日で先発させるとは、原監督はヒドイものだと思ったものの、第３戦でも負けたらリーグ代表に王手をかけられてしまう状況だから仕方なかった、というわけなンだろネ。メルセデスとか他の先発投手ではアテにならない、という判断からだったのだろネ。
それにしても菅野はよくガンバッタと思うヨ。本調子ではないから、ホームラン・バッターの外国人選手とは勝負を避けながらも（四球を与えながら）、肝心な所では力で抑えていたネ。でも６回はウィーラーのエラーに続いて坂本のエラーが続き（送球がチョッとそれたけど、１塁手専門の中田ならアウトにできたはず）、満塁策をとったところでヤクルトが切り札の川端（昔から好きな選手）が代打で出てくるという大ピンチ。てっきり左投手に交代させるのかと思いきや、原監督は菅野に続投させたのでビックリ。巨人には左投げの優れたリリーフがいるのに、既に１１０球ほど投げてきた菅野になぜ続投を指示したのか理解に苦しむネ。菅野の意気ごみに期待したのか、負けを覚悟して菅野の今年最後のマウンド姿を観客に見せたかったのか、ともかく不可解だった。
フルカウントで最後は力んだのか、明らかなボール球で四球で押し出しの追加点、疲れが出たのだろネ。これで左投手に交代させるのかと思っていたら、続投させて塩見に３塁打を打たれて負けが決定。原采配はサイテーだと思った瞬間だったヨ、勝つ気が無いのかな？ まだ７回以降の攻撃が残っているのだから、勝つ可能性は残っていたのは明らか。とにかく原監督のダメな面を見せ付けられた思いだったネ。
