【近況・読む】4日ぶりの酒  山根龍一『架橋する言葉 坂口安吾と小林秀雄』(翰林書房)

 釣り部の呑み部でタップリ呑んだせいか、その後はまるで酒を呑む気になれなかったヨ。4日目の一昨日もそれほど呑みたいとも思わなかったけれど、空きっ腹の湯上りでビールを呑んだらけっこうイケたので、そのまま焼酎やウィスキーをお湯で割って呑んだら美味いこと! ツマミは近くの生協で4割引きでゲットしておいたイカ刺しと、近所のスーパーで買っておいたタケノコをワカメで煮たもの。両方とも期待以上に美味で酒が進んだネ。釣り部以前に独り酒していた時よりも多めに呑めたのは、ジャミラが帰郷していて留守のこともあったけど、身体から酒が抜けていたからだろネ。

 基本的に1日おきに呑んでいたけど、今日は呑んでもイイ日なのに特に呑みたいとも思わない。ウクライナが心配で呑んでいられないというほどでもないけど、釣り部で頭を空っぽにしたせいか読書欲が強いのだろネ。釣り部に同行したウンコマンも、すごくリフレッシュできたと言ってたしネ。やっぱり時には日常から離れることが必要だネ。 読書といっても預かった論文の原稿チェックもあるし、山根龍一さんの安吾本を読んでいたらそれに紹介・引用されている先行研究も読みたくなって、大原祐治さんや松本和也さんの著書も取り出して改めて「勉強」しているのだネ。さらにそもそもの安吾自体の未読の作品類が多くて、遅まきながらそれ等も読んでいるヨ。当初の掛け声に反してなかなか安吾に集中できてなかったから、山根さんの安吾本を贈ってもらって刺激されたのでありがたかったネ。

 というわけで山根さんの著書の感想を記したいと思いながら遅れているのは、そんなワケだからで許しておくれ。