【状況への失言】戦争犯罪人・プーチンのウクライナ侵略(11)  在日ロシア人を非難する心の狭さ  小原ブラフ  長嶋一茂じゃバカ過ぎる

 2・3回も書けば終ると思ったプーチンの侵略記事だったけれど、まさかこんなに続くとはネ!  

 それにしても在日ロシア人に対する心ないイジメも現れているとのことで、日本人としても情けないし恥ずかしいかぎり。時々昼飯を食べながら見る「5時に夢中」(月・火はマツコと岩下尚史が嫌で見ない)の水曜レギュラーの小原ブラフ(ゲイを公言している)は生粋のロシア人で、デビューしたての頃はプーチン批判のネタで笑わせてくれていたけれど、しばらくしたらネタ切れなのかやらなくなってしまい残念だった。そのせいかロシア人というだけで「ロシアに帰れ!」とかのイジメに遭っているという。

 ブラフなら笑えるけれど、ロシア料理店経営のロシア人女性もひどいイジメに遭って涙を見せている映像も目にした。プーチンを許せないというのは分かるけれど、プーチンを支持していなくてもロシア人は「日本から出てけ!」というのは低能過ぎるよネ。低能といえば、ニュース番組に無知なタレントを出すというのが流行りのようだけど、先日の「羽鳥モーニングショー」という番組では長嶋一茂に与えた時間が長過ぎて聞いていられなくなったヨ。パンダとして視聴率をかせぐための存在だとしても、それなら分別ある時間配分をしなくては時間のムダだよネ。長島茂の息子というだけの存在理由のおバカ・キャラに、政治的見解を述べさせても何にもならないネ。本人もバカだけに自制心に欠けるから、毒にも薬にもならない発言をダラダラと続けていたのは呆れるばかりだったヨ。

 

 プーチンの侵略ぶりを見ていると、戦前の日本の中国大陸侵略を想起させるものが多い。相手(ウクライナ・中国)の戦力を軽く見過ぎて強い抵抗に遭い、一部の都市を制圧ができただけで(ロシアはキエフも制圧できてないけど)まさに「点と線」しか支配できていない状況はロシアも帝国日本も同様だ。最近の報道で判ったことは、アメリカがクリミア併合以後ウクライナに軍人を送ってウクライナ兵を教育したお蔭で強くなったとのこと。特にヨーロッパ方式とかいって、小部隊が独自の判断で戦闘できるように教育したのが効果を表わしているそうだ。ロシアは投入された軍のトップの命令で動くので臨機応変がかなわないため、ウクライナ兵の待ち伏せに遭って退却する場面も映像に流れたとおり。まるで長州征伐を図った徳川軍を、高杉晋作が率いる奇兵隊のようだネ。奇兵隊の闘い方は、そのままヨーロッパ方式だからネ。

 アメリカは早くからウクライナ支援をやってきたという点では評価できるけど、当のアメリカこそがベトナムではプーチンと同じことをやったことは忘れられない。南ベトナムの傀儡(かいらい)政権が思うように共産勢力を抑えきれないので、アメリカはトンキン湾北ベトナム)でアメリカ船が攻撃を受けたというインネンをつけながら、歴史に残る「北爆」を始めたわけだ。ボクが高校1年生の頃のことで、それ以来ボク等の「青春」は反米で貫かれている(とクリマン君に冷やかされる)のだネ。それにしても南北のベトナム兵の強さはウクライナ兵の強烈さを思わせるもので、ベトナム軍がアメリカ軍に勝利した時の生涯最高の悦びを、ウクライナプーチンを屈服させることで再び味わわせてくれることを願っているヨ。(まだ続くネ)