きのう早朝５時半の電車で国立を出て熱海に寄って釣りを楽しんだ。前日は熱海以外の釣り場を検索して小田原（早川）港などを検討したけれど、結局何度も行って慣れている熱海港にした。釣り具屋で情報を聞いたら、昔アオリイカを釣った管理釣り場は休日だから混雑して釣りにならないとのこと。他の場所を紹介されたけれど、そこも混雑していたので仕方なく管理釣り場へ。確かに自分の釣り場を確保するのにひと苦労し、いざ釣ろうとしたらコンパクトに納めることができる竿がカバンから落ちたようで、踏んだり蹴ったりの気分で探しに戻ったら管理職員が拾っておいてくれてありがたいこと限りなし！
喜びを噛みしめながら釣り始めたけれど一投目から釣れたのは３㎝もしないような小魚（ベラの仲間？）のダブル。その後は根がかり気味の中でも魚信はあるものの、エサを取られたり針を取られたりで魚の姿が見えない。フグがいる兆候ながらもそのフグも針がかりしない状態が続いたけれど、しばらくしたら何とカワハギの子（５㎝弱）が引っかかってきた。食える大きさじゃないのでリリースしようとしたけど、隣りで釣っていた子供に上げることにした。子供じゃなかなか生きたままのカワハギを見る機会はないと思ったからだけど、両親から別れぎわまでずっと礼を言われて恐縮したネ。その後に釣れた初めて見たオレンジ色の同じ大きさの魚も上げたせいもあるかな。それなら狙ったシロギスが釣れたらそれも上げようと頑張ったけれど、それは釣れそうな感じがまるでない。
食える釣果はないけれど、竿が敏感なので魚信が絶えることがなかったのでずっと楽しめたヨ。エサも無くなりかけたのでエサ釣りは止めてわざわざ持参したルアー竿で、エギング（エビの疑似餌でイカ・タコを引っかける）を１０分ほど試してから切り上げて宿に向かった。結果オーライの釣りだったけど、熱海の管理釣り場は入場料５００円は以前と変わらないものの、釣り場の半分くらいを初心者向けに確保して種々暴利をむさぼるばかりで印象の悪いこと限りなし。もう２度と行かないゾ！
宿は幹事長のエロシが伊豆長岡の金城園というのにして、カニ食べ放題・飲み放題のコースを予約してくれたけど、これがサイコー！ カニは昔は一番の好物だったけど、食べ飽きたわけでもないながら魅力が薄らいでいたのは贅沢な話。それが食べてみたらこれこそがカニの味だ！ といたく感動したのは何故だろう？ 何だかカニに特別な処置をしたのではないかと思えるくらいの美味さだったヨ。食べ放題なので皆さん（奥様はアレルギーのためステーキに変更）は３皿目まで進んだけれど、何でも食べるのが遅いボクは（あちらも名前のとおりで良遅漏＝イチロー）２皿目が食べきれないうちに時間切れになってしまった。次回カニを食べる時に、どんな味覚を感じるのか心配だナ。
食の方も素晴らしかったけど、部屋もまたゼイタクでビックリ。ボクはエロシと２人部屋が割り当てられたけれど、１０畳くらいの和室と同じくらいの広さの洋間、その他にも２つほどの小部屋まで付いているのだからビックリしたネ。これならイスラム教徒も４人の妻全員を連れて宿泊できると思ったネ、ムスリムではないわが身がチョと残念に思ったヨ。古い宿をリニューアルしたせいで料金が安価なのに広い部屋を用意しているようだけど、大浴場も２ケとも十分に広くて心地良いのでおススメの宿だネ。カニ食べ放題・飲み放題の４０００円プラスして１泊２日で１万４０００円というのだから今どき絶対おススメだネ。夕食前に続いて２度目の入浴した後の２次会は、ボク等の部屋の洋間でビールとエロシの差し入れの美味しい白ワインを呑みながら、奥様含めて１時半まで起きていたヨ。久しぶりに尿タイムなしに５時間ぶっ続けで眠れたのも、今回の収穫の１ツ。初日は２時間も眠れないまま起床して、２次会で居眠りするまでほぼ徹夜状態だったせいもあるかな。
２日目の今日はテレビで見てイイと所だと思っていた柿田川自然公園という湧水地で森林浴を満喫したヨ。奥様もキャスター付きの小さなカバンを杖にしながらも、湧水地への階段を降りたり昇ったりで頼もしいかぎり。大学院の下の世代の「三好文子を真っ当にする会」の集まりへの参加を断りながら、我々「三好文子を不良オバサンにする会」の次の催し（新年会や先生ご命日の集まりや今回のような旅行会）を楽しみに生きていくとのありがたいお言葉。あとはコロナのせいで参加できない２つのカップルがフツーに合流できるような状況になるように祈るばかり。彼らと山田先生と院先輩の笑い上戸のオスギさんとの６名が欠席ながらの今回の参加者６名（昨年はこれに西日本からの２名が参加）、少数精鋭部隊で充実しきった２日間だったヨ！
（スイカをチャージして電車の接続を容易にしたつもりだったのに、国立から熱海までの乗車券としても使えないし新幹線代も払えなかったので不愉快だったヨ。JR東日本とJR東海道とは仲が悪いのでそうなっているというのを知らなかったのは、奥様を除くとボクだけだったのでまた世間知らずのわが身を哀れんだネ。）
