【見る】プロ野球  まさかの阪神が日本一!

 阪神が日本一になったのは38年ぶりだということなので、ブログにも記しておくヨ。今回が2回目で、12球団中では11番目の少なさというのも、阪神らしいネ。

 今年は実力からし阪神が日本一になると思っていたけど、意外にもオリックスもガンバったので最終戦までもつれたのでダメだろうと諦めていたヨ。子供の頃にファンだった西鉄ライオンズの選手だった仰木さんが監督だったので(イチローもいたし)、オリックスも西武と共にパリーグでは応援していたから諦めもついていたのだネ。しかし旅行会の最中に第7戦で阪神が優勢で勝ちそうという情報が入った時は、やっぱりとても嬉しかったネ。

 阪神が優勝すると思ったのは、オリックスの大エース・山本の調子が良くなかったので(ロッテ戦でも打たれたし)、絶好調の宮城には2敗しても他の投手は打てて4勝できると計算していたのだネ。想定どおり初戦では山本を打ち崩したけど、第6戦では山本が日本一の投手の面目どおりのピッチングをして3勝3敗になったので諦めたネ。ところが第7戦で打てないと思った宮城を打てたのだから、勝負は分からないものだ。捕手が慣れていた若月じゃなくて森だったせいなのかナ?(森は好きな打者の1人だヨ) 今年は去年までの活躍ができなかったので期待しなかった青柳が、最終戦ではオリックスを抑えたのも大きな勝因だネ、青柳のためにも良かった!

 それにしても第1・2戦が8対0、0対8という裏返しの点数の後も、第3・4戦は1点差の勝負が続いたのは両チームの実力が拮抗していた現れだネ。山本と宮城それぞれの2度の投球が裏返したような結果となったように、両チームの投手とも同じ表裏の結果だったのも興味深いネ。第1戦で好投した村上が第6戦でも抑えて優勝が決まると思っていたらこれも打たれたし、第3戦で自らのエラーで自滅した伊藤が7戦で3回も抑えて勝ちにつなげているしネ。ただ第2戦で投げた西勇輝は相手の宮城を打線が打てないことを想定して使ったと思うし、第6戦でも西勇輝敗戦処理に出したのも含めて使い方がイイね。日本シリーズに2度も出場できたのだから、西のプライドも立てられたしネ。

 

 近本がMVPになったのは自然だし、ノイジーや森下が優秀選手に選ばれたのも妥当だネ。森下は目立った活躍で注目されたけれど、ノイジーは最終戦の3点ホームランだけでなくシーズン中以上に打っていたネ。殊にファースト・ストライクをヒットしていたのは印象に残っているヨ。大山が同じように振っていたらもっと楽に日本一になれた気がしたけど、シーズン中のように四球ねらいのバッティングをしていたのは残念だったヨ。ノイジーが最後のアウト・ボール(レフトフライ)をゲットしていて自分のものにしようと思っていたら、岡田監督がウィニング・ボールを探していると聞いて仕方なく提供したというのも笑えるヨ。

 選手が成長した阪神は来年以降も強いままだろうけど、オリックスは山本がメジャーに行ってしまうのでその穴を埋めるのが大変でリーグ優勝も難しいだろネ。今年は吉田の穴を森がかなり埋めることができたけどネ。ケガ人が多くて森は指名打者ではなく外野を守ることが多かったけど、第6戦だったかでライトフライを補球しながら落として1点先取されそうなピンチを迎えたものの、その後はダブルプレーで0点で抑えたから結果オーライだったネ。森の落球が目立たずに済んで良かったヨ。

 オリックスばかりリーグ優勝するのもイイとは思わないので、来年は西武を応援しようと思っているヨ。今年は4番打者の山浦(山川が正しい)が女性問題で出場できなかったから、森も移籍した後の打線は勝てなくても仕方なかったネ。投手は高橋(群馬)と今井(栃木)という群馬生まれで栃木(宇都宮大学)で10年勤務したボクが親近感を抱いている2人がハイレベルの投球をしているので、打線が充実すれば優勝も夢じゃないはず。このままじゃ松井監督がカワイソーだしネ。