東京新聞の６月２３日の「時代を読む」コーナーで「拝啓・小池百合子様」という記事が載っていたので誰が？ と思ったら、前法政大総長の田中優子さんだったので驚いたネ。日曜朝のニュース番組は毎週見ているけど（寝ていて途中からが多い）、田中さんは昔からのレギュラーで常にまっとうな発言をしている（総長時代は出番が減ったけど、むかし出ていた大宅映子のようにボケたせいではない）。レベルの高い番組なので荻上チキは出演できても、人間が無内容で実質ある発言が期待できない古市憲寿のクソなどは絶対に出ることができない。たまに出演するフォトジャーナリストの安田菜津紀さん（東京新聞にしたら社会時評を連載しているので嬉しかったネ）も、古市には欠落しているシッカリした定見を発するので感心してるヨ。
田中さんの記事は小池百合子を「あなた」と呼びつつ「政治家のうそ」「隠蔽」をたしなめたり・関東大震災の際に大量虐殺された朝鮮人を追悼することを拒否した理由を問われたにもかかわらず、小池は東京大空襲の話にスリ変える「ごまかし」をしたことを追及している。小池が本気でごまかせると考えていたとしたら、アイヌを理由にロシアを怖がる杉村太蔵なみの低能だネ。そんな「ごまかし」に甘んじてだまされる都民がいるとしたら、せいぜい自民・都民ファーストの支持者くらいのものだろネ。
蓮ほう（「ほう」の漢字が出ない）が問題視している神宮外苑の再開発についても、日本イコモス（国際記念物遺跡会議）が１５回以上も意見書や警告などを提出したにもかかわらず無視し続けたそうで、坂本龍一の抗議（知らんかった）にもトンチンカンな返事をせざるをえなかったとのこと。自民党と組んだので一段と再開発に進むことが予想され、この点からだけでも小池の再選は阻止されなければならないネ（蓮ほうじゃなくてもサ）。
