昨日の内科の帰り道、例によって古書店(七七舎)に寄ったら音楽で2ツの収穫があったヨ。音楽之友社の「最新名曲解説全集」10冊超が1ケ月前のままでほとんど売れていなかったのは幸いだった、前回は他の収穫があったのでチェックする余裕がなかったからネ。自家に置き場があれば全巻欲しいくらいだったけど「交響曲1」だけゲットした。ブルックナーの全9曲まで、ハイドン・モーツァルト・ベートーベン等の主要な曲が解説されているからネ。残念ながらマーラーは入ってなかったのは、「交響曲2」に収録されているのだろうけど売れていたようだ。この「解説全集」は昔からあるもので、自家にも大昔のが1冊どこかに埋もれているはずだけど、中高の頃に読んでとても参考になったのを忘れない。当時の解説者は志鳥栄八郎とかいう人だったのは覚えているけど、「最新」版は柴田南雄や皆川達夫などスゴイ人たちが監修しているので信頼度が高いネ(執筆は別の人が多いけど)。ブルックナーはじめ曲を聴きながら読むのが楽しみだヨ。
CDにも収穫があってフィッシャー=ディースカウ(バリトン)が歌うシューベルトの歌曲集「白鳥の歌」を見つけてすぐゲットしたヨ。ディースカウはバリトンの歌曲歌手としては空前絶後の存在だと思うからネ(オペラのバリトン歌手としては数人スゴイのが思い浮かぶけど)。帰宅後調べてみたらディースカウは著名な歌曲集「冬の旅」がオープンテープに録音してあるけど、「白鳥の歌」はトレーケルというバリトンがブルーレイに録画されていた。ともあれ聴いてみたら、冒頭からピアノ(歌曲の伴奏)ではなく弦楽器の音だったので「エッ?!」という感じ。2曲目は有名な「ます」によるピアノ5重奏曲だったので、CDのケースと中味が違っているのだと判明(以前にはブログに記したとおり、別の曲が1枚紛れていて計2枚入っていたこともあった)。
著名な室内楽曲を集めたCDかなと思っていたら、ピアノだけの曲も入っていたのでワケが分からなかったヨ。CDを取り出して見たけど、昔のレコード盤とは違って小さいから曲の情報は記してなかったネ(レコード盤には収録曲名が記されていた)。ただしシューベルトの名と演奏家の名だけは記されていて、ロイヤル・フィルハーモニー(イギリスの名門オケの1ツ)とあったからこのオケが名曲を選んで収録したものと判った。そう思って聴くと、シューベルトの「ロザムンデ」序曲はじめポピュラーな曲が録音されているのだネ。100円で買ったのだから文句は言えないので、BGMとして流しながら仕事をすればイイやと納得したヨ。
前回たくさんの収穫があった中に、司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの「愛蘭土(アイルランド)紀行Ⅰ」の文庫本があったのを記し忘れていた。「街道をゆく」シリーズのテレビが面白かったので機会があるごとに見ていたので、以前古書店で「沖縄・先島への道」の文庫をゲットしてあった。「愛蘭土紀行」が実に面白いので書庫から沖縄も取り出してきたけど、アイルランドは言うまでもなく現代演劇の傑作「ゴドーを待ちながら」のベケットや現代小説の傑作「ユリシーズ」(現在全3冊の中の1冊目の半分以上を読み終えている)の作者ジョイスの国ではあるものの、古代ケルト民族の国なのでゲルマン人との対決の歴史にも強い興味を抱いていたのだネ。司馬遼は政治の歴史には触れないと自己限定しているものの、ともあれメチャ面白い紀行文だヨ!