【見る・聞く】ドラキュラ  「100分 de 名著」  小川公代  大原千鶴

 気付いてみれば最近あまり「100分で名著」を見ていないナ。興味を惹かれるものが少ないせいかな。今はドラキュラを特集していて先日昼間の再放送を見たけれど、解説者の小川公代という人の声が高ぶると脳天を刺激されるので耐えがたく、自室の隣りにある物置きで本などの整理をしながら聞いたヨ。距離を置かないと聞いていられなかったからネ。小川氏は大学の教員らしいので、学生がその講義を聞きにくいのじゃないかと余計な(?)心配までしたヨ。たった今は「英雄たちの選択」の壱岐島探訪を見ながらブログを記しているのだけど、1時間後には「100分で名著」が始まるものの小川氏の声を想起すると見る気にはなれない。

 人間トシとともにガマンが効かなくなるなるようだけど、最近とみに上ずった人声の刺激が耐えがたいという自覚がある。今日の午前中たまたまNHKの「トリセツ」を見ていたら(ガンの特集だったからかな?)、ゲストの「さらば青春の光」の森田の声がウルサい上に時々上ずるので耐えがたかったネ。もともと声のみならず芸風のテンションの高さに拒否反応があったけど、今日はもう1人のゲストである村重杏奈の声がずっと平常なのに対照されてか、森田の声の不快感がつのったネ。もともと村重の美貌と笑いのセンスが好きだという「偏見」があるせいかもだけど(笑)。

 考えてみれば、お好みの女性タレントの中でもヒコロヒーやあのちゃんの声は、上ずることがないので受け入れやすいのかもしれない(あのちゃんの歌を拒絶するのは歌詞のみならず声が上ずるからかな?)。伝わりやすい例を上げれば、料理番組によく出る大原千鶴という女性の声は、すぐに上ずって裏返るのでその美貌にもかかわらず番組を見ていられないネ(昔はゲスト2人に料理を作り、ソムリエがそれに合う酒を提供する番組のファンだったけど)。今のところ最も刺激的でイヤな声の持ち主だろネ。幸い退職したせいか、身近に上ずる声を聞かずに済んでいるけどネ。