【状況への失言】西村大臣の賢しら発言?  クズたち(ホリエモン・古市憲寿・山口真由)の非難続出  ウンコマンの東京転勤

 ネット・ニュースを見たら、ホリエモン古市憲寿・山口真由といったクズ連中がそろって西村大臣を非難していたので何ごとか? と思ったら「さもありなん」というヒドイ発言だったので、クズ以下の政治屋もいるものだと呆れたヨ。この西村という男、まんざらクズたちほど低能ではなさそうだけど、バカではない分だけ賢(さか)しらな言動が目立つと、就任当時に田崎史郎(政治評論家)も指摘していたのを覚えている。己が頭が良いと思っている人間は他人のことが眼中に無くなるので、今回のように飲食店などの痛みを無視したことを平気で言い放つのだネ。

 田崎によれば、今回も菅はじめ5人の大臣の会合で西村が発表を予告したらしいが、口頭で伝えただけだったので他の4人はワケの分からないうちに西村は了承されたと判断したらしい。それにしても賢しらなヤツは、自分だけの思い付きで突っ走ってしまう傾向があるものだ。ホリエモンや古市も無責任な思い付き放言だけで話題をまいているけど、西村の場合は責任ある立場だけに批判が殺到した模様。

 

 前振りが長くなったけど、四国で弁護士やってるウンコマンが7月になったら転勤して東京に来るという(それも何と国立に住むという)。ヘイカはじめ皆さんも会いたいだろうけど、西村を含む政権のお蔭で歓迎の呑み会ができなくなってしまった。祝賀は先送りにするにしても、とりあえず懐かしいウンコマンの東京転勤という情報だけは流しておこう。

【ヒグラシゼミ】8月は決まり  クリマン君の乱歩論

 先日、発表者募集中と記しながら、エントリーしながらもボクが忘れているかもしれないから、その場合は連絡くれるようにと付したら、早速クリマン君から7月にやる約束があったと指摘されました。ボケてて申し訳なかったですが、7月はクリマン君の授業が終ってから余裕が無いので、8月に発表してもらうことになりました。乱歩の著名な数作品から選ぶとのことです。乱歩には関心が無いながらも発表する人が少なくなかったので、ヒグラシのお蔭で読んだり勉強になったりできてありがたいです。クリマン君は探偵・推理小説の意外な読み方を教えてくれるので、今回も期待してます。

 

@ 7月、あるいは9月以降に発表する気持のある人は、連絡下さい。

【状況への失言】「映像の世紀」 オリンピック  リーフェンシュタール(映像監督)  政治と芸術・スポーツ

 NHKBSの「映像の世紀」は素晴らしい記録映像シリーズで、かなりの本数を録画してある(「映像の性器」の方がイイと言う人もいるかもしれないけど)。館山のハッチャン家では全巻録画してあるそうだけど(20巻近いかな?)、ダンナの山口さんのが社会科の先生ゆえの関心からだろう。

 ともあれ目の前でアホなオリンピック騒ぎが展開されているので、今回は見ずに済まそうとしたものの、放送大など他の見るべき番組がないので見始めたらけっこう面白かった。むしろ感動感激した場面もあったほどだったヨ。もちろん全体の流れはロス開催の頃からカネに汚(けが)されて行く末路まで、まるでNHKが現在の日本の政権(小池百合子も含む)や、国際オリンピック委員会を批判しているのではないかと本気で思ったヨ。

 

 ベルリン・オリンピックを映像化した「オリンピア」は有名だろうけど、監督がリーフェンシュタールという女性だということは知らない人の方が多いかもしれない。ナチスの党大会の見事な映像も撮ったので、戦後は追及され(続け)たのも当然だと思っていたけど、「映像の世紀」によると「オリンピア」を撮影していた時は、ナチスが喜ばない有色人種(黒人)を多く撮影したのでナチスから削除要求されたにもかかわらず、ナチスの要求には断固として応じなかったとのこと。ヒットラーに気に入られていたせいもあって(愛人とも誤解されたとか)、ネガティヴな評価をされがちだけど「オリンピア」という映像作品が何よりも芸術を追求したのは確かだと思えたネ。

 東京オリンピックの映画を市川昆が撮ったら、当時の政治屋たちが《芸術的》すぎると否定して別に記録映画を編集したと記憶する。市川昆作品はボクもむかし観たけど、確かに《芸術的》と言われても仕方ない撮り方ながらも、今日の「オリンピア」の映像を見たらリーフェンシュタールのマネをしたと言えるくらい似ていたナ。両者ともに記録よりも選手個人の活躍、それも本番のレールなどよりも練習する姿にも焦点を当てて撮っている。

 リーフェンシュタールは70年代だったか、「NUBA」とかいう未開地の黒人男性の群像を被写体にした写真集も出したけど、《芸術》の追求という点で彼女は一貫していたようだ。ナチスの党大会の映像だけではなく、「オリンピア」の監督であることを忘れてはいけないのだネ。「映像の世紀」ではこの「政治と芸術」の問題から、「政治とスポーツ」の問題を歴史的にたどっていくのだけど、長くなったから改めてネ。

【状況への失言】春日良一は忖度(そんたく)ロボット  坂上忍はエライ!  安倍晋三いわく、「オリンピックに反対しているのは反日の人だ!」

 先日、柔道の山口香さんがJOC理事ながらも、コロナ禍の下でのオリンピック開催に疑義を発し続けたという記事(朝日新聞6月23日)を紹介した時、昔の(長野開催の)理事で時々テレビで100%論理無しにひたすら開催を主張しているハゲのデカ能なしにも触れておきたかったのだが、名前を知らないので見送った。今でもこの種の政権の意向に沿って言動するjoc委員ばかりだから、山口香さんのような良識派が孤立するのだろネ。

 先ほどネットニュースを見たら、またフジテレビで低能な発言をして坂上忍にやり込められたという記事が載っていた。名前は春日良一(「良」じゃなくて「悪」だろ)だそうで、ただただオリンピックは「特別」だから開催するのが当たり前だという主張をくり返していた。考える能力が無くて愚かな発言ばかりしているものと思いきや、奇妙なところで考えることもあるらしく、以前「安倍元総理に引き受けてもらったらどうか」などと物欲しそうな忖度だけはするので呆れたネ。何の脈絡もないのにいきなり安倍晋三の名を出すあたりは、松本仁志同様の隠れ安倍支持者なのかもしれないけれど、春日は己れのバカぶりが全然理解できていないところを見ると、既にボケているのかもネ。

 それにしてもフジテレビ(産経グループで右寄り)に毎日出演しながら、春日のように低能なネトウヨ的存在に対してシッカリ論理で反論し続けている坂上忍はエライ!

 

 安倍晋三民主党政権時代を「悪夢」と言ったそうだけど、その安倍政権こそ「悪事」の連続で日本の政治史上で最悪と言えるだろネ。そもそもの森友問題がまた司法調査でもメディアでも話題になっているため、元来ケツの穴が小さいだけにまたイラだっているようだ。都議選で自民党が期待どおりの支持が得られなかったので、「オリンピックに反対しているのは反日の人だ!」と叫んだとのこと。いかにも右翼的性格を隠さない安倍晋三らしいケチの付け方だけど、都議選で自民党を支持しなかった75%の都民は反日だと決めつけるのだから、ウケたのは低能なネトウヨの連中だけだったとか。良識のあるメディアでは流れなかったのも理解できるというもの。

 そもそも汚染水を垂れ流しながら安全宣言をして五輪を招致してしまい、リオの閉会式でマリオに化けるクサイ演出に乗ってシラケさせたり(リオだけにキング・カズにやらせれば世界でウケただろうに!)、オリンピックにケチをつけ続けたのは安倍晋三当人じゃないか! おまけにバチが当たってコロナまで招致しやがって、どこまで《悪》を垂れ流すのやら! 安倍晋三こそが《反日》の張本人!

【見る】《100分 de 名著》  ボーヴォワール  「第二の性」  上野千鶴子  「老い」

 「100分で名著」は黙っていても見ている仲間が多いようだけど、いちおう現在放映中なのはボーヴォワール上野千鶴子が解説していることをお伝えしておこう。ボーヴォワールの代表作は何といっても「第二の性」だけど、今回は「老い」という本を読んでいる。上野千鶴子は大嫌いだというので今回は見ない人がいるかもしれないけど、自分がババアになった上野が己の問題としても語っているので、上野のみならず「老い」の切実さが伝わってくるからおススメだネ。ウーマン・リブ頃の上野は観念的傾向が強すぎて見ちゃいられないと思っていた人も多いだろうけど、彼女も人間として成熟してからはヒトに伝わる思考と言葉を具えているので、朝日新聞の人生相談などいつも感心して読んでいるヨ(上野と比べると、いつまでも成熟できずにバカを通している田島陽陽子のレベルは低すぎて呆れるネ)。

 朗読している女性が、ボーヴォワールの髪型をしているのはウケるけど、若い頃は整った顔立ちの美人でサルトル契約結婚(非公式の結婚)していたものの、サルトルは女性に対して気が多かったので、ボーヴォワールも若いツバメをはべらせていたとか。そこでも従順な女性としての生き方を否定していたわけだネ。

 

 イチロー・ファミリーの多くにとって「老い」はまだ先のことだろうけど、いずれは自身のツライ問題になるのだから、今から考えておいた方がイイね。「そんなの関係ねエ!」というのなら、せめて「第二の性」にくらいザーッと目を通すくらいしておくことを勧めるネ。ボクも学部生の頃に第1巻(全3~4巻?)だけ目を通したけど、女性は自分の性器にいろんな物を突っ込むという記述はショックだったネ。もちろん女は(女として)生まれるのではなく、(女として)作られるのだという分析が大事なンだけどネ。

 

@ 第2回を録画したまままだ見ていない。見て感想が湧けば、この記事に付けたすつもり。

【近況】石が出た!  定時制高校卒業生との同窓会  レコードを聴く

 昨夜放尿していたら、意想外に小さな粒が便器の中にとどまっていた。これはと期待したら何と久しぶりの石だったのでヨロコビ~! 早速小ビン(直径も高さも2㎝くらい)に入れたヨ、5個目だった。3週間後に3ケ月ごとに病院へ行く予定なのだけど、その前に結石が出たのでホントに良かったヨ。これで解放されたいネ、他の石ができていると、まだ通わなければならないけど。

 

 先日定時制高校の卒業生(同窓会幹事)から電話があって、2年中止のままになっている同窓会を秋ごろにやりたいと言ってきた。毎年6月第一日曜日に実施してきたもののコロナ禍でできなかったけど、皆がワクチン接種した後ならダイジョブだろうというわけだ。なるほどというので秋に実施する方向で検討してもらうことにした。7年間正規の教員として勤務して2回卒業生を出したけど(定時制は4年間で卒業だヨ)、主に2度目の卒業生が中心となって他の学年に呼びかけているのだネ。ボクが教員していた頃でも年上の生徒が5~6人はいたから、今では亡くなった人も少なくない(以前ブログに記した宮岡さんもその1人)。電話のボクの声が元気なので安心した模様だけど、死が近い仲間もいるので1年に2度でも同窓会をやりたいと言っていた。髪の毛はじめ、皆もジジイに近づいているので、感慨深い。久しぶりに会いたいもんだ。

 

 レコード・プレイヤーが聴けるようになったということは記したけど、昨日今日とけっこう聴いたナ。グレオリオ聖歌・「春の祭典」(ストラビンスキー)・マーラー大地の歌」・ブラームス交響曲第4番」・ボブ・ディランの初期アルバム「時代は変る」、最後に加川良のアルバム「プロポーズ」。加川良といえば、自粛期間に杏が横で子供(例のクソ男のタネ)を遊ばせながら歌っていた名曲「教訓Ⅰ」が有名だけど、「プロポーズ」というアルバムを買った記憶がまったく無い。買ったままほとんど聴かなかったせいか、他のレコードのように傷付いていないのでとても聞きやすいけど、ツマラナクて聴いていられない。それにしてもレコードって傷付きやすいものだ、ということをCDやDVDを通過したお蔭で痛感したヨ。

【読む】立花隆  香月(かげつ)泰男  反原水爆の運動

 ひょっとしたら小池百合子がコロナでコロッとクタバッってくれるかも、と少しは期待したのだけれど、案の定いつもにも増すクサイ田舎芝居だったしだいで、投票前日には元気に「復活」して「小池ファーストの会」のための選挙運動をやらかしていたネ。真底汚ねエ政治屋の典型でヘドが出るヨ。そのお蔭で「小池ファーストの会」の票が伸びて当選できた選挙区(特に東京東部の意識の低い地域)があるというのだから、都民・国民の浪花節的(前近代的)心情とは付き合いきれないヨ。未だに水戸黄門忠臣蔵が持てはやされるのだから、ブスでもウソでも大根でも都知事の切羽つまってする悲愴な演技に心が揺すぶられてしまうのだネ。小池の演技もチープなら、投票してしまう都民・国民の考え方もチープなンだネ。

 

 怒りで前振りが長くなったけど、小池百合子の正反対に位置する偉人、「小池ファースト」の真逆を行くジャーナリスト・立花隆さんが亡くなったのは悲痛というほかない。晩年は大腸ガンや、転移したガンなどで苦しみながらも、吾が身より目の前の国際的・社会的問題に献身したという番組を見て、改めて敬意の念がつのったネ。ド偉い人物だヨ、まったく。ボクの大好きなサル学やボクが全然理解できない宇宙についてなど、その守備範囲の広さは圧倒的で晩年は死後の世界にも強い関心を抱いていたとか。どれも難しく・メンドクサイ問題ばかりなのに、命を賭けて追究し続けた迫力がスゴすぎて近寄りがたいヨ。

 サル学とともに親しみを持てたのは、極寒の中でろくに食料も与えられずにソビエト・ロシアに強制労働を強いられたシベリア残留兵たちへの関心と同情だ。親しみというのは、前にも紹介したように何十万も死んだ仲間もいながら奇跡的に日本に帰れた芸術家の中で、立花さんはこれもボクの大好きな香月泰男という画家に着目して、シベリアまでその足跡を追って1冊の本にまとめたのだネ(持ってるヨ)。その番組も再放送していたのでまた見たけど、再々放送があったらぜひ見てもらいたいネ、おススメ!

 

 最近立花さんに新たに親近感を抱けたのは、彼が若い頃から原水禁運動に関わっていたのを知ったからだ(その番組もいずれ再放送してもらいたいネ)。原水爆反対から始まったというボクの学生運動については、長くなるからいずれ機会を改めて記すことにして、今回はここまで。