安部公房で盛り上がる

公房になったら上級生の参加は減った感じながら、受講者だけで活発な議論ができて一安心。
「誘惑者」はそれほど難しいテクストと思われなかったけど、読み慣れないせいなのかレポ二人とも最後の方が読めてないので意外だった。
自主ゼミ等でテクストを読む訓練を積み重ねて、基本的な力を付けてもらいたいもの。
それでもレポなりの問題提起があって、議論のネタを提供できたので多数の人の発言を引き出せたのが良かった。
来週からもこの調子でできればサイコー。
A国の学生は1年生の「概論」で知っておくべきことが身に付いてないので、身体論を簡単に説明しておいたが、大学生の常識なので
自習してもらいたい。
楽をした報い、というところかな?
来週は「夢の兵士」。その次が「透視図法」?(「なわ」を優先せよ、という声あり)
あとは「時の崖」で公房は終わりか?