2000本安打

稲葉の二千本安打はただでさえ嬉しいのに、今年は日ハム応援だから他人事ならぬ喜びだネ。
感激したのは2000本の可能性のある試合前、稲葉は栗山監督に「必要な場面ではバントのサインも出してくれ」と告げていたそうなんだネ。
稲葉も立派だけど、そう言わせる監督の指導力にも感服したネ。
やはりただの監督じゃないネ、チームを把握して方向付ける能力は大監督・三原脩を彷彿させるという感を繰り返したネ。
あとは中田を早く4番から外してやることだネ、いったん。
下位で打たせて調子が出てきたら4番に戻せばいいのだからネ。
こだわり過ぎると、せっかくの今までのチームのムードと勢いが減退するからネ。
こだわり過ぎや気を使い過ぎなら、阪神の真弓や和田でもやって失敗を繰り返しているからネ。
(例えば29・30日に絶不調の城島を使うのは、シロート目でもバカだよネ、勝てないわけだ。)
この二人、いずれもヒトは文句なくいいのだけれど、能力的には監督の器じゃないよネ。
ヒトの悪い大監督のノムさんからは学べないだろうけど、ヒトのいい栗山監督から学べるものがあるのは確かだネ。
たがノムさんも失敗した、阪神というチーム・カラーが和田監督の自由を奪っているのかもネ。
話を戻すと、稲葉のみならずヤクルトの宮本も2000本間近というのも嬉しいネ。
エースや4番打者を巨人のカネで奪われるという、悲惨なイジメに合い続けてきたヤクルト一筋にガンバッテきた宮本には頭が下がるネ。
驚いたのは、テレビで「自分のバッティングは中西さんに教えられたもの」を語った時だネ。
中西太(ふとし)というのは、前記の三原監督が率いた西鉄ライオンズの4番バッターだった人ネ。
阪神の)監督としては、エースだった江本から「ベンチがアホやから勝てない」と断言されたダメ監督だったけど、選手としては三冠王寸前まで行ったし、打撃コーチとしては落合がその助言のお陰で一夜にして調子を取り戻したと感謝したほどの優れた能力の人なんだネ。
その中西がヤクルトのコーチとして、首位打者若松(元監督)や八重樫のみならず、宮本までも育てたと知って嬉しさもひとしおだネ。
これで今日、阪神が勝っていればもっと気持良かったのだけれどネ。
負けなくて良かったというほど、巨人との勢いの差があるけど、今日は沢村だっただけに黒星を付けてやりたかったネ。
というのも、先日進んで大リーグに飛び込んだ田沢(レッドソックス)が素晴らしいピッチングをして話題になっていたからなんだネ。
金銭汚染の日本プロ野球を無視して、希望通りに大リーグで活躍し始めたと聞くと、ホッとするのと嬉しいのとで応援したくなるよネ。
沢村(と巨人)がドラフトで「巨人以外に指名されたら大リーグに行く」とブチあげておいて、他のチームからの指名を忌避したという悪ドイ手口で巨人入りしたのと比べると、田沢の爽やかさは対照的だネ。
沢村の犯行は、桑田が「早稲田に進学する」と断言しながら、巨人と結託して清原とプロ野球ファンを裏切ったのと同じ手口ネ。
果たして沢村が大リーグに行く気などあったのか?! と疑うとますます沢村のツラを見るに耐えず、テレビ画面から目をそむけざるをえないのネ。
大学キャンパスでクレイ爺や上野某の姿を見かける時の嫌悪感と同じネ。
今日は阪神も勝てずに(引き分け)日ハムも1対2で負けたせいか、稲葉と宮本の2000本安打を祝う気持で記し始めたのに、不愉快な話題になっちまったネ。