学芸大執行部批判に対する支持・賛同

卒業生から電話やメールでハゲ増してもらって、いや励ましてもらって嬉しいかぎりなんだけどネ、メチャ意外な御仁からハゲしい(激しい)のをもらちゃってビックリしたネ。
あの育ちの良いお嬢様然とした○○リンから以下のようなメールをもらって、ビックリ・カンゲキ!
見切り発車で引用しちゃおっと!(と記すとつぶやきじゃなくて、ローラみたいな口調だヨ〜。)
もちろん殆どのヒトには誰だか分からないように、特定できそうな箇所はカットするネ〜。(「〜」はローラになるって!)

関谷先生

ブログずっと拝見しています。

ご研究だけでなく、学生の指導にもいつも惜しみない時間と情熱を注いでいらっしゃる関谷先生が、一連の問題に対処されるため、膨大なお時間を費やしていらっしゃるのを知り、問題を起こした某教授や対応の拙い執行部に対し、強い憤りを感じます。

関谷先生にご指導をいただいた多くの学生、卒業生が先生の勇気あるご決断を心から支持し、応援する気持ちでいると思いますし、私ももちろんその一人です。

修士2年間だけを過ごした私にとって学生生活の中心は関谷研究室でしたので、学芸大生活は最良の日々でした。
修了後も時々関谷先生にお目にかかることができ、大学の近所に住んでいる幸福をかみしめている私は、先生が定年を迎えられることが寂しくてならなかったのですが、関谷先生の貴重なお時間が雑事に奪われることがなくなる日が来ることを今は願う気持ちです。
(3行カット)

執行部が目を覚まし、大学にふさわしい〈論理と倫理〉に則った対処をすることを願います。
他の多くの卒業生と共に、関谷先生に心からエールを送っています。
くれぐれもご自愛ください。

肝心なことをソツなくまとめている手際の良さには舌を巻くけど、あの大人しい○○リンがおエライ執行部に対して「強い憤り」をストレートにぶつける表現はワイルドだろ?(お前はつぶやきだろ?)
ボクのオドロキ・カンゲキを伝えたかったンだけどネ、やっぱストレートは無理だネ。
というわけで得意な変化球で返信したネ。

「闘争という言葉にそぐわないお嬢様から、こんなに有り難いエールを送られてイチロー君は心が潤んで、乳首から涙が滲んできそうであります。」

「感激して涙が溢れました」とは書けないよナ〜、マンマでダサ過ぎて、イチローとしては。
やはり「乳首」をださないと。イヤ「乳首」という言葉を出さないと、イチロー君の表現じゃなくなってしまうよネ。
そうか、このイチロー特有のひとこと余計な「言葉」が今回の「不当処分」の元なのか〜、ナルホド。
今日は院授業以外に、指導教員からイジメられている(セクハラじゃないヨ〜)他大学の(しかも他分野の)留学生の指導も予定していたので、無理して時間を作って一回限りだった「審査委員会」の録音テープを聞いてきたのだけれど、例の業務上のルーティンから一歩も出られない弁護士のイライラが伝わってきたことが思い合わされるネ。
「この言葉を使うのは適切だと思いますか?」の連発なんだネ、○○の一つ覚えで。
「乳首から涙」は「鼻から牛乳」のようなもので、良俗に反する言葉とイメージが許せないンだろネ。
確かに法廷じゃ、こんな言葉は発せられることがないだろネ。
チャタレー(猥褻)裁判で文学が勝てるわけなかったのも当然だろナ。
(ちなみに女帝を操ったと言われる「道鏡」を描いた安吾も、文学の側からこの裁判に反対して闘ったンだぜ〜。
ブログにも記した気がするけど、現況の学大という文脈から「女帝」や「道鏡」を読み過ぎては危険だぜ〜。
言葉の意味は文脈が決定するので、それを無視して言葉の意味を限定しつつ追及する手口は、「言葉狩り」に堕しているという自覚が無いので、話が通じなくてタイヘンだったネ。)
でもボクの使った、「犯罪者」を笑いモノにしてセクハラしないよう牽制する言葉、別言すれば文学が得意とする諷刺の言葉が発せられたのは法廷じゃないしネ。
文脈を無視して「乳首」という言葉だけに反応されてもナ〜、男子中学生じゃないンだから。
明後日(というより明日)の評議会が法廷のようになったら、それこそ学大教員の知性が退廃していることの証明になるネ、自覚が無いままに。
この前の安吾研究会の議論のレベルは高かったけどネ、そこまでは望めなくても学大の<論理と倫理>を露わに議論したいものだネ。