クリスマス・イブ  明石家サンタ  デラックス・マツコは不要

イブも知らずにテレビの小田和正ライブ特集を録画しながら年賀状を作っていて、(在職中は学生・卒業生に強力に協力してもらっていたけれど)何とか独りで仕上げることができてホッとした。
スキマスイッチやJUJUたちもゲストに呼ばれてのジョイントなので、歌の上手い歌手揃いで言うことなし!
歌手なのに歌が下手という詐欺行為には我慢ができないから。
終ってチャンネルを変えたら「明石家サンタの史上最大のクリスマス2015」をやっていたので、「ああ、クリスマスなんだ」と気付いて苦笑。
在職中はイブの頃に昭和ゼミのクリスマスを皆でやっていたけれど、ヒグラシゼミでは早々と19日に忘年クリスマスをやったので、実感が伴わなかったための錯覚(?)だったか。
さんまのこの番組は昔から毎年見ているけれど、その年の笑えてかつ説得力のある不幸な人に豪華賞品を贈呈するという発想が素晴らしい。
エントリーしている人が電話で不幸話をするのだけれど、過去サイコーだと思うスゴイ話は5年ほど前の、
《川崎辺りの医者が勤務先の看護婦とホテルで性交中、女が膣ケイレンを起こしてしまった。
犬なら尻合わせでつながったままになるが、人間の場合なので裸で正常位で抱き合ったまま救急車で運ばれた。
運び込まれた病院が気付いてみれば勤務先だったので、同僚たちに囲まれ死ぬほど恥ずかしかった。》という内容。
途中から見たので前半の話のレベルは知らないけれど、今年の一番は、
《夫から小遣いを渡されて東京でユックリ遊んで来い、と送り出されて日頃は味わえない解放感・満足感を持って帰宅した。
しかしその3日後に父が亡くなってしまった。》というもの。
それを当事者が笑いをこらえきれずに失笑するものだから、さんまの笑いも増幅されていた。
見ているボクも心の底から笑ってしまったが、ゲストの内田篤人(サッカー)もけっこう笑わせてくれて気持良かった。
ただ楽しんでいるのに時々不愉快極まる気分になるのは、時々ゲスト出演の醜怪なマツコが映されるから。
去年は突然チョッとだけ現れて笑いがシラケてしまったものだが、さんまだけで十分笑いが取れているのに何故あんなに醜い化け物を出すのか、まったく理解できず受け入れることができなかった。
さんまが望んだのではないと思いたいが、好い気持で楽しんでいるところに汚物のような存在が現れると、せっかくの上機嫌がいっぺんに冷え込んでしまう。
あんな醜悪なモノがむやみにテレビに露出しているのは耐え難い。
せっかくマツコが出る番組はハナから見ないようにしているのに、予想もできないところに突然現れると予防のしようがない。
本来ならば「二丁目」(やオカマに限らぬ夜の世界)にいてマツコと楽しみたい人が行けば済んでいたのに、TBSあたりのプロデューサーがお茶の間に呼び込んだら受けてしまってこの勢い。
まことに奇妙な時代ながら、時代に即しきれないこちらには責任も権限も無いのに、突然見ることを強いられるのだからタマラナイ!
番組作成者には、どうか節度をもってマツコたち化け物を消費してもらいたい、と要望したい。