是枝裕和  NHK短歌

土曜の夜、釣り部以来の風呂上りビールを楽しんでから本格的に呑んだ。
もちろん北見宿の豪華な魚料理とは比べものにならない貧弱なツマミだけど(ましてやジャミラが買ってきた刺身がブリで、サケと共にボクがふだん食べない生魚)、大好きな番組「球辞苑」などを見ながら酒を楽しんでいたら、いつものように仕事イスに座ったまま眠ってしまい、目覚めたのは朝の4時頃だったか。
眠気が覚めたのでブログを記していたら6時から「NHK短歌」が始まったのでそのまま見たら、何とゲストが是枝監督!
今までりうちえるとか聖鬼魔Ⅱとか、視聴者をバカにしているのじゃないかというゲストの場合もあったけど(当然見なかった)、是枝さんとは満塁ホームラン的な選択、ふだん以上に言葉の1つ1つに注目して充実した番組だった。
そういえば1年間担当した選者が永田和宏の最終回だったので、特別にサイコー・レベルのゲストを呼んだのかもしれない、とにかく2人のやり取りが面白い。
是枝さんと言えば、ボクの退職記念号『青銅』(近代文学3ゼミの機関誌)に寄せた文章に紹介した人だけど、覚えている人はいないだろナ。
最近孫のリヒト(理仁)が、監督の初期作品「誰もしらない」で史上最年少のカンヌ男優賞を受賞した柳楽優弥に時おり似ている感じを受けるのだけど・・・これも老化現象かな?
(息子のケン(健介)の方は、以前から水泳の北島康介に似ていると思っているのだけれど、こちらはボクの退職金の措置について「チョー楽し」くないことをしているのは残念。)
監督の最新作「三度めの殺人」は結末が分かりにくいとかであまり評判が良くないとか聞いていたけれど、番組で一般論として「分かる映画なら作る意味が無い」という意味の言葉を発していたのはスゴイ。
この番組は火曜午後3時から再放送をするので(いつもは再放送を見ている)、明日皆さんに見てもらおう(録画してでも)と考えてブログに記した次第。
ボクは録画して保存しておこうとまで考えているヨ。