独身生活!  古市憲寿

ジャミラが早目に盆帰りしてくれたお蔭で憧れの独身生活!
ストレスから解放されてゆったりとした毎日、死ぬまでこの調子で行きたいネ(ボクが釣り部などで留守になると、ジャミラも同じ気持なんだろネ)。
暑いせいもあるけど、つい呑んでしまう、美味いからネ。
お蔭で仕事が捗らない、今はレポートのチェックが中心だけど、在職中には果たせなかった分だけでも丁寧にやろうしているのだけれど、なかなか進まない。
留学生の誤字訂正も見逃さないように注意しているので、集中すると1度にたくさんのチェックができない。
メールでレポート提出者からの質問もくるので、その対応も有意義であり面白くもある。
最速車両を狙ってリニアカーなどというものを造ろうとしているのだそうだけど、何でも速ければいい・便利ならいいとは絶対に思わないものの、メールでレポート提出できたり質疑応答できたりするのは結構なことだ。


古市憲寿が日焼けを極端に恐れて対策していることを、ダウンタウン・松本がからかっていたけど、あれは童貞だろうとバカにしていたのかな?
古市は話題になり始めた頃にクリマン君がその存在を教えてくれたけど、興味を持てなかったので読んでない(といっても何にしろ流行っても読むヒマがない)。
発言にも切れ味が無いのに、田原総一郎などが古市に気を使ったりするのは、田原が耄碌(もうろく)した現れなのだろナ。
社会学系なのかな、発言に強い個性が感じられない分、情報には敏感らしい(日焼け対策の情報も十分なんだろネ)。
以前松本の番組で「ケイタイを持たない人は信用しない」と豪語していた時に、薄っぺらなバカじゃないかと思ったまま今日に至る。
情報を集めれば論文・意見になると思っていたら、皆さん、大きな間違いだヨ!
孔子に言わせれば、《学びて思わざれば則ち(すなわち)罔し(くらし)》ということだネ、分かるかな?
イチローみたいのは、逆に《思うて学ばざれば則ち殆し(あやうし)》ということになるかな。
ともあれ瞬時にたくさんの情報を集めることができる便利な世の中になったけど、情報の集積から独自な論考が生まれるはずもないからカン違いしてはいけない。
古市からオリジナルな思考・意見が聞けないのは、その辺のカン違いに由来しているのだろネ。
独自な意見は期待できないけど、MC向きの存在ということかな。


独身生活についての報告だけのつもりで書き始めたのに、古市に拘って記しているのは、新聞の文芸誌の宣伝を見ていたら古市が『文學界』に小説を発表したというので、ビックリ笑えたからなんだナ。
話題作りに忙しい編集者の歌い文句によれば、《メディアの寵児は、改元の前日に安楽死しようと決意する》という「平成くん、さようなら」という表題のもの。
からして小説とも思えないシロモノだと感じるけれど、クリマン君が読んだら(だいぶ忙しがっていたけど)感想を報せておくれ、メールで。
情報だけで小説が書けるとしたら、田中康夫「何となくクリスタル」以来かな?(田中の作品について十分知らないままの印象だけど)