一件落着   ミサワホームは信頼できる!

実は先般、この十数年来の懸案事項だった前橋の実家の土地が売却でき、清々しい思いで生活しています。
以前チョコッと記してご心配いただきながら、解決したのにシラバックレていては申し訳ないので報告させていただきます。
いったんは父親の商売上付き合いのある人 S 氏に800万で売る手はずが整い前橋の銀行まで出かけながらも、母親の知り合いの娘 H から S が怖いから隣人になる前に境界線を明確にしてくれとクレームがついたので、両親の知人たちに迷惑をかけては済まないという思いで売買を延期して帰京したのがコトの始まりだった。
800万のカネを持たずに帰ったボクに対してジャミラが最初の怒りをぶつけたのも当然ながら、その後に S が購入を断ってきた時のジャミラの第二の怒りが倍増したのも2つ目の当然だった。
その後十数年間、ジャミラの怒りは売買をジャマした H に対する怒りにも分散されながらも、ボクへの怒りが持続していたのも確か。
個人的な事情なので H の夫が仕事をクビになったことはジャミラに伏せていたので、H は買わないのでなくカネが無くて買いたくても買えないのだと言っても、事情を伝えてないのでジャマをした以上買わせると息まき続けていたものだ。
H の母親とその姉との間で争っていた土地だという困った事情があったので(そのために H は地主意識で土地を買わねばと思いながらも、全体を買うカネがなかった)、ボクも住むアテのない土地を買う予定はゼロだったものの、両親が住んでいる上に地上げ屋が騒いでいたので H と半分ずつ買うハメになった次第。
ジャミラが買うことに同意してくれたのは有り難いかぎりであり、S がすぐに買うと言ってくれたのは感謝感激というところだったけれど、後で買わないと言い出した時は完全に裏切られた気分。
父の「介護」で前橋に通っていた際に、見舞いに来てくれたほどの S だったので(ボクも子供の頃に一緒に佐渡に行ったこともある)信用していたのだけれど、それなりの社会的成功者だっただけに「晩節を汚す」のは遺憾というほかない。
数年後に亡くなった S は、あの世で父に何と言いわけしているのか、・・・父の反応は例によって「まァ、いいやナ」といったところだろう。
人と人が争うことが嫌いで、他人を追及するのも好きでないのが父の性格で、実はボクも基本的には父のそういう面を受け継いでいるのだけれど、納得してもらいにくいかもしれない。
特に学大時代にクレイ爺のセクハラその他のハラスメントを追及し、それを問題視しようとしたボクを抑えようとした村松泰子学長・執行部を批判して自分まで処分されたことを知っている人は、穏やかだった父の血など引いてないと言うに違いない。
早死にした祖父に代って18歳の頃から家族7人の生活を支え続けた父とは異なり、我がままに育てられてヒロシマベトナムなどを契機に「社会的正義」に目覚める余裕があったお蔭で、ボクが闘わねばならない時は逃げないという幼さを抱えているのも確か。
クラスの全共闘仲間が野球のファン・チームの違いで口論している時に、「セキヤは黙っていろヨ」と言われたのを覚えている。
仲間が争うのを嫌がるボクの性格を知った上での口止めだったには違いなく、その点は父の血なんだろうと自覚している。
ボクが言いたいのは、闘わねばならない時は全力で闘うべしということで、応援するチームの違いなど闘わねばならない問題ではないということ。
もちろんボクのクラスの仲間は、クラスとしては駒場で抜きん出たゲバルト(暴力)の力を持っていて、それが自慢であり誇りだったのだけどネ。
クラスの全共闘仲間の名前はケジラミ集団と自称していたのだけれど、きたる10日には最近年に1度のペースで集まるようになっている呑み会があるので楽しみ。


またまた脱線し始めたので話を元に戻し、かつ簡潔に伝えることにすると、甥っ子(ヤンキースマー君に似ている)が勤めているミサワホームが高崎に支店を出したと聞いたのでお任せしたら、十数年売れなかった土地が売れてしまったのだナ。
それまで契約していた「群馬土地」という不動産屋とは正反対の態度と能力で(長くなるので詳細は略)、信じがたいスピードで難しい物件の買い手を見出してくれたのでビックリ!
個人名を出すのは憚れるので慎むけれど、日本人女性とは異なる魅力を発散している女性担当者が、狭い土地(2等分したのだから)を活用するアイデアをお持ちの才気あふれるOKAKEN HOMEの会長(これも匿名がいいかな)を見出してくれたお蔭で奇跡的に売買を成立させてくれたのだヨ、これぞ感謝感激というものだ。
このお2人はまさに生涯の恩人だと思っている今日この頃です。