【読む】学術会議、任命拒否問題  品田悦一さんが活躍

 前もってメールもらっていたのだけど、紹介した『万葉ポピュリズムを斬る』の著者・品田悦一さんが上代文学会代表理事として、イタリア学会会長・藤田道夫さんと対談した記録(たぶん一部)が朝日新聞(11月24日)に載ってる。品田さんによれば、100以上の学会が政府に対して抗議文を出したけど、この2つの学会の抗議文がとりわけ良かったので選ばれたとのこと。写真も載っていて、高校10年下の後輩が白いアゴヒゲを伸ばしているので笑ってしまったけど、

《権力に弱い学者の心性は根絶やしになっていない。それが社会の理解のなさにもつながっている。》

 という発言はエッジが利いていて頼もしいネ。その他にも2人から有意義な発言が聴けるので、一読をススメます。