たった今、見終ったのだけどBSプレミアム「ヒューマニエンス」の「心臓」特集が一段と面白かった。心臓が脳とは独立して記憶その他の働きがあるというのだから驚き。心臓移植を受けた人が、元の持ち主の記憶を受け継いでいて、それまで食べなかったスナック菓子を食べるようになったとか、殺される夢を見続けた人が似顔絵を描いたのがきっかけで殺人犯が逮捕されたとはビックリだネ。
ゲストが増田明美というのがチョッと嫌だったけど、マラソンの中継ではなく心臓の機能が驚異的だったというだけで呼ばれたため、いつものようにハシャギすぎないのでスルーできた。ランニングを積み重ねると心拍数が減って長距離を走れるようになるというのも、医学的に証明されていることを知った。かといえ、自分も走ろうとは全然思わないけどネ。ともあれこの番組はいつも面白くて役に立つこともあるから、絶対おススメだネ。
続けてBSプレミアムでは「ザ・プロファイラー」がレーニンを取り上げているけど、レーニンが想像を絶して口汚かったとは初耳だったネ。僚友だったトロツキーを「豚野郎!」とののしったという。三浦つとむだったかに「レーニンから疑え」という本もあったけど、革命資金集めに銀行ギャングをやったのがスターリンだとは教えられたけど、実はレーニンが先行しているというのも初耳だったネ。トロツキーがウクライナで反乱を起こした農民何百万を殺したとも聞いたけど、それもレーニンの命令だったようだ。要するにレーニン個人については何も知らないままだったということだネ。
5人の子持ちの人妻を愛人にしながらも、その愛人と妻を友人にしてしまうという男の魅力(?)も持っていたというのも羨ましいかぎり。プーチンも若いスケート選手だったかを愛人にして子供を産ませていたというのも事実だけど、毛沢東が毎晩のように処女と寝ていたというのも事実なのかどうか・・・「英雄色を好む」とは一般的には事実と言えるのは間違いないだろネ。
ゲストの三遊亭円楽も愛人がバレたもののメディアを騒がせなかった口だけど、生来の嫌味のイメージが抜けないせいか、昔学生運動をやっていたというので呼ばれたらしいものの、ウサン臭いネ。
ソビエト連邦の崩壊を機に、社会主義は間違っていたとか・資本主義の勝利とか叫んでいたヤカラもいたけれど、そんなに単純な問題ではなかろう。社会主義革命は時代としての必然から成功したのであって、主義の敗北などではまったくない。もちろん社会主義が使命を果たし終えた現在、中国や北朝鮮は一刻も早く自壊して《自由》の理念の下で人命・人権を尊重する社会に転じてもらいたいものだ。
長期間向い続けていたお仕事が終ったせいもあり、正月気分のノリが続いているせいもあってか、2つの番組を続けて見ながらブログを記してしまった。これからしばらくは読書しようと思う。