【見る】球児(藤川)の野球解説  大谷翔平のピッチング

 球児の解説が空前の面白さだということは前にも記した。ボクのブログを読んで、野球好きの人に球児の解説に注目するように伝えた人もいたと聞く。今までにないクロウト目線での分析は、意想外の面白さで深くうなづいてしまう。興味の無い試合でも、球児が解説してるとツイ見たくなってしまうからツミだネ。

 その球児が先日たまたま見たスポーツ・ニュースでショーヘイのピッチングを解説していたので、ラッキー! と思って聞いたらなるほどでスッキリしたネ。先発していきなり4点をとられたあの試合ネ、2回からは立ち直って三振の山をきずいて勝ち投手になってしまったけど。球児によると、ショーヘイの自己調整能力の高さの現れとのことだ(マー君もこの能力高いよネ)。同じことは日ハム時代のコーチだった黒木もBSのMLBニュース(午後11時~)で証言していたけど、ショーヘイは高校生の頃から既に調整能力が高かったそうだ。

 あの試合、初回では左脚を高く上げていたのでコントロールが悪くてフォアボールを連発していたけど、2回からは脚を上げずにセット・ポジションのように投げ始めたのでコントロールがつき、ピッチングが安定したとのこと。感心して言葉が無かったネ。

7回だったかでまた崩れて失点したけど、疲れて球威が無くなったものとばかり思っていたら、映像が示すとおりまた脚を上げていたので、球児の目の鋭さに驚くばかりだったヨ。球児に言わせると、安定したままピッチングを続けると、成長する機会を失ってしまうので敢えて失敗を恐れずにまた脚を上げたというのだけど、信じがたい境地だネ。

 ショーヘイや球児の高い境地とは無縁でも、自己調整能力は我々にも必要だから学ぶところ大だネ。