【状況への失言】沖縄の基地からタレ流される薬物被害  「ちぃんさぐの花ーーママたちの沖縄」

 先週、珍しくフジテレビで反権力的な番組を放映していたので驚いたネ。フジ・サンケイグループだから、お笑いと権力寄りの番組作りばかりかと思っていたからネ。フジ・サンケイグループ内にも良識的な社員もいるだろうから、そういう社員のガス抜きのためにも反権力的な番組作りをやらせるのかもネ。日テレでも同じような反権力的な番組を放映するので、驚くこともあるヨ。

 「てぃんさぐの花ーーママたちの沖縄」という番組だけど、表題がイイね。「てぃんさぐの花」というのは沖縄の代表的な民謡で、ボクも一番好きな曲だヨ。学生時代だったか、この曲がA面のドーナツ盤レコードを買ったけど、今でも持ってるヨ。ちなみにB面は「海のチンボーラー」というのだけど、意味は覚えてない。

 「ママたち」というのは、薬害から子供を守るのは何より「ママ」だからだ。米軍基地で屋外パーティをした後始末(掃除)のために使用される薬物が、そのまま川に放出されるので水が汚染されてしまう。薬物被害はまずは弱者である幼児に現れるので、ママたちは母乳をはじめ水を薬害から守るために闘わなければならない。ママの1人が市議として率先して闘うのだが、お約束のように基地で潤う県民に支持される男たちに敗れざるをえない。それでも共感するママたちを巻き込んで闘いは続く!

 ゴールデンタイムでも放映してもらいたい番組だ。

 

@ 「ちぃんさぐ」が「ちぃんぐさ」と誤記されていたので、訂正しました。自分で気づいて良かったヨ。(11月30日)