【呑み部(釣り部)】その2  「謎の女」アスミンの酒豪ぶり

 まずは「きろく」宿の風呂の補足から。

 チョッと狭い感じながら2つあるので滞らずに済むけど、後で知ったのはご主人の手造り風呂だというので驚いたネ。手造り風呂といえば、昔クレイ爺・中山(昌久)が腰を痛めながら(笑)造って女子留学生を必要書類で釣って呼び寄せ、手造り風呂に入るように強要したというセクハラ行為(で4ケ月の定職処分を食らった)。きろくの手造り風呂はイヤなら入らなくても済むので、クレイ爺得意のハラスメントとは無関係だから安心できる。

 

 アスミンとは5回ほど呑み部で同席したけど、酔いつぶれた姿を見たことない。先般の呑み部でもボクが酔って眠り始めたのでお開きになったのかと思ったら、ユウ君もウンコマンも寝始めたので終りにしたとのこと。ヘイカは下戸だから別としても、呑んだ男3人がツブれたのにアスミンはシッカリしていたようだ(前日のことは覚えてないそうだけど)。ワインでも日本酒でも実に美味しそうに呑むので見ていて気持イイ、先般の呑み部では自家でジントニックもたしなんでくれたと記憶する。皆さん帰りは畏れ多くもヘイカが自家用車でそれぞれの家に送ってくれたとか、実に有り難いもンだネ。

 きろくではまず釣り場で合流した「謎の夫妻」(公表できない事情あり)と一緒に、アマッチ差し入れの高級なビールや輸入白ワインを頂戴した。いつもながらの絶品でカンゲキするばかりだけど、前回呑ませてもらった「インドの青鬼」というビールも用意してくれていて、これがとてもコクがあって(アルコール7%で国立の酒店「せきや」にもあった)輸入ワインともども言うことなし! アマッチとボクは風呂上りで呑んだので一段と美味だったネ。ツマミとしてはカネシローが珍しい甘海老の干物(?)や味付けのアーモンドやピーナツで、かなり美味だったネ。「謎の夫」は高級白ワインを実に美味そうに呑むので、他に寄る予定があるというのを止めながら呑んでもらった。古文で言えば「その笑顔やいと良し!」 ワインを味わいながら「バターの香りがする」とか言うアスミンのコメントは、意外なものばかりでさすがに年季が入っていたネ。ボク等の夕飯が用意されたところで夫妻とは別れた。

 

 宿の料理は前回記したとおりで、これに白ワイン(高級輸入ワインの次は山形産の高級もので「山梨」とは別でコクがあるものながら、6000円超というのだから自分じゃ買えない)や日本酒(前回の呑み部でユウ君が「せきや」で選んだ2本の中の「鶴嶺」を持参した)を合わせたけど、そのマリア―ジュぶりはピッタリだったネ。食後は前述のように皆さんお腹イッパイの模様だったし、ボクは2度目の入浴したものの消化不十分で高級ビールをいただく程度だったネ。

 醸造酒ばかり呑んだせいか、皆さん蒸留酒をご所望だったので予備に持参したウィスキーを開けたものの、酒豪アスミンは呑むのを止めていたヨ。後でユウ君に聞いたらウィスキーを呑むとツブれてしまうから自制しているのだという。白ワインのシャブリも冷やしたおいたけれど、まさかアマッチが白を2本も呑ませてくれるとは思わなかったのでもうイイやという感じだったしネ。赤ワインがあれば言うことなしだったけど、アマッチは白党であまり赤を呑まないらしいし、満足できるフルボディの赤は高価すぎてボク個人じゃ買えないしナ(前回の呑み部でワリカンで購入したリーズナブルな赤は半ばフルボディという印象だったしネ)。

 ツマミも予備として新たにナマコをゲットしておいただけでなく、ペッパー・ハムや乾きモノも用意しておいたけれど、とにかくきろくの手料理で満足しきって皆さん食べる意欲もないのでワインともども持ち帰ったヨ。酒も料理も満杯で全員珍しく12時前に就寝という呑み部だったネ。(以上、書き疲れたヨ)