【近況】年賀ハガキから

 昨日は二日酔い気味だったので、ジャミラが留守なのを幸い(行先不明のまま2週間)昼間から風呂に入って酒を抜いたヨ。その後はスッキリしたので久ぶりにけっこう本が読めたネ。寝る前は念願のアップダイク「走れウサギ」をやっと読み始めることができたけど、サリンジャーを思わせる文体だと感じたヨ。アメリ現代文学にはまるで疎い(うとい)ので単なる感想だけど、さすがに売れた作家だけにアップダイクの文体・文章は素晴らしいネ、翻訳(宮本陽吉)がイイのかな? 詳しい人がいたら、レクチャしておくれ。

 

 今はラジオ放送大学の「日本仏教を捉え直す」を聴きながら、いただいた年賀状についての感想をまとめようと思っているところ。もらった喪中ハガキの死亡年齢がハネ上がっていることと、賀状にコロナに罹患したと付した人が少なくなかったということは前に記したとおり。ボクの喪中ハガキを読んだ感想として、女性学会員2人から「素敵な(?)喪中欠礼をありがとう・宿敵は元気の源かと」というのと、「すさまじい文章のおハガキ(中略)あれはフィクション? 作家になられたのでしょうか?」という感想とご意見をいただき、苦笑が止まらない。院修了生の女子がブログを読んで「勇気をいただきました」と記していたけど、ジャミラの横暴に耐えるボクの忍耐から「勇気」を得たということかな? だとすればボクがブログにジャミラにまつわるグチを記し続ける意図を正面から受け止めてくれているわけで、とても嬉しいネ。

 「関谷ゼミブログ」を読んで「旺盛な知識欲と前向きに交流しようとする行動力に感服している」と言う、他大学院修了生の男性の感想も我が意を得た感じで嬉しい限り。

ブログで「100分で名著」をおススメすることが多いせいか、「岸政彦に興味を持」って図書館で予約して取りに行った本(「東京の生活史」)が6センチの厚さで驚いたものの、岸さんが書いているのは後書きだけだったのでガックリしたというのがあったヨ(昭和ゼミのユキちゃん)。「岸政彦・編」とあるのに気付いたのが遅かったようだネ。

 賀状の一筆で目覚ましかったのは、ナオさんの

 《青春は続きます!》だネ。

ボクと同世代なのに若い仲間と一緒にゼミに出たり論文書いたりと、とてもマネできないパワーで脱帽だネ。若い諸君も負けずにガンバってもらいたいネ。個別の話題としては、ボクのソックリさんと結婚したギュウチヨが娘の写真付きの賀状を送ってくれ、

 《長女はパパ似なので、先生にも似てるかな?》

とあった。言われてみればボクの子供時代の顔に似ているような気もしてきて、複雑な心境だネ。

 釣り好きなアッちゃんからは、

 《最近はめっきり磯釣りです。昨年は伊東でヒラマサ! 釣れましたよ~。》

とあったのでスゲエと思ったら、(夫が)と付されていたのでナンダ、という感じだネ。

 毎年山の写真が多い宇都宮大卒の小森クンの賀状には、今年は蝶と高山植物の写真が印刷してあった。ボクは中学生の頃は魚取りと蝶採集に打ち込んでいたので、日本の蝶の種類の3分の1くらいは集めたから懐かしい思いに浸ったネ。でも温暖化のせいか、微妙に種類が違ってきているのでこれも複雑な思いだネ。